香水やワインの匂いを視覚的に表現するには?
警官はマリファナの匂いを遠くから嗅ぎわけられる?
ヘレン・ケラーの嗅覚は本当に優れていた?
マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の有名な一節は、本当に印象的?
・・・などなど。
次々に話題が移り変わり、論理的に検証されていくので、読んでいて圧倒されます。
匂いつき映画技術の「スメロビジョン」と「アロマラマ」の争いは、短編小説みたいに読めます。
そして本書は、匂いのどこか神秘的な側面だけでなく、まずは身の周りにある匂いから考えることの大切さを教えてくれます。