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繰り返される空想の粋を出ないフェチ論などにはうんざりしたが、知的な著者の語彙によって構築された仮説は楽しみながらためになります。
高砂香料(株)の調香師である著者による本です。匂いや香りといったものが性といかに分かちがたく結びついたものだったか、次々に検証されます。現在体臭は忌み嫌われて、いかにからだを無臭にするか、からだは無臭であるべきといったような風潮があるのは、ナマの生き物である人間としてはどうなのか。。
調香という仕事はロマンティックな外見でも本当は完全な化学の世界なの
かと思っていたのですが、やはり官能(~テストという言葉もありますが)
と深くかかわっているのですね。
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