幕府と薩長が内戦を起こすことにより欧米列強の介入を招き日本の植民地化を防ぐためにも、穏健な政権移行(大政奉還)しかないと考える勝麟太郎ですが、その割には「将来必ずや一方の洋上に於ける雄大なる海軍国になるべき運命を有する大日本国」という外国人の言葉に感激したり、京で新撰組の近藤勇・土方歳三と会ったり、江戸へ帰る途中で清水次郎長、江戸で擾乱の張本人・益満休之助やそれを取り締まろうとする新徴組の山口三郎・柏尾馬之助と仲良くしたりと実に牧歌的です。
大政奉還後、龍馬が暗殺され(幕府であれ薩長であれ生きていれば目の上のコブという悲しい記述アリ)鳥羽伏見の戦いの後、徳川家陸軍総裁に任じられた勝による江戸幕府の幕引きが始まります。