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勝海舟と西郷隆盛 (岩波新書)
 
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勝海舟と西郷隆盛 (岩波新書) [新書]

松浦 玲
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

勝海舟と西郷隆盛といえば、明治維新の江戸無血開城の立役者として有名である。しかし、二人の関係はそれ以降も終生続いた。さらに海舟は西郷が西南戦争で斃れた後、その名誉回復に尽力し、遺児の面倒をみた。敵対関係にあった両雄がなぜ交友を続けたのか。出会いから海舟の西郷追悼行動までを丹念にたどり、その秘密にせまる。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2011/12/21)
  • ISBN-10: 4004313457
  • ISBN-13: 978-4004313458
  • 発売日: 2011/12/21
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By それから トップ1000レビュアー
江戸城無血開城の立役者、勝海舟と西郷隆盛の初めて会ったのは元治元年(1864年)。西郷は明治10年の西南戦争で自害した(51歳)が、勝はその翌々年、西郷の「留魂碑」を独力で建てた。その後も西郷の名誉回復に尽力し、遺児の支援など明治32年、77歳で病没するまで終生その交友は続いた。著者はその軌跡を丹念に辿り、勝の行動の秘密に迫ろうとする。しかし、本書を読み終わってもこの試みが成功しているとは思えない。

著者の作業仮説は、(1)「最初の出会いで西郷は勝に教えられた『共和政治』の同志となった」、(2)「『廟堂大分裂』の際に西郷を『征韓論』に追い込んだとの自責の念が勝にあった」の2つのようだ。
しかし、納得できるような論考とはなっていない。その理由の一つは証拠史料に拘り過ぎていること、もう一つは『征韓論』、『共和政治』や勝の「日清戦争・反対」などの言葉が意味合いが十分検証されずに使われていることにあると思う。この本を読んだら泉下の勝海舟はどんな顔をするだろうか?
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By なお
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私は歴史にはシロウトですのではっきり言えませんが、著者は他にも幕末や海舟を扱った書籍がたくさんあり、海舟についての研究は第1人者ではないでしょうか。なので、著者の他の書籍には、私には詳しすぎて、読み飛ばす部分もかなりあります。しかし、この本はそういった他の内容にくらべれば、読みやすくいように感じました。歴史小説ではないので、小説の面白さはないと思いますが、海舟に関する史実のなかで、西郷と関係する部分を抜粋して記述してあります。海舟や西郷について、史実を知りたい方にはおすすめだと思います。この著者の仕事にはシロウトながら、ほんとに敬服します。
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Amazonが確認した購入
実証的で最も優れた勝海舟研究者である松浦玲が、一般には余り知られていない江戸城無血開城以後の勝海舟について、西郷隆盛との関係を切り口として書いた本で、両雄の交わりに始まり、維新後西南戦争までの西郷との関係、朝敵西郷の名誉回復への尽力、西郷の遺児支援につき論じられており、興味深い。海舟の墓は洗足池の畔にあるが、墓の隣に西郷の詩を読んだ留魂碑がたっている。まだ朝敵の汚名回復が果たされていない時に海舟がたてた碑で、海舟の死後海舟の墓域に移された。碑の裏に「君を知る亦我に若(し)くは莫(な)し」(原文は漢文)と海舟は記している。本書は敵方であった西郷との死後も続く交友の理由を探る一端となろう。
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