昨夏、闘病記と全く分からない段階で、タイトルだけ見て注文してしまいました。読んでから涙が止まらなくなり数日間寝込みました。涙の理由は色々です。著者のお気持ちも分かります。7年もの看病は大変だったとお察しします。ただ、著者が書いてもいいと思うことと、阿久悠さん御本人や御家族が書いてもいいと思うことは別ではないでしょうか。自分や家族の闘病を他者の手により世に公表して欲しい人は極稀でしょう。詳細な治療記録はこの闘病記を出す為に記録なさっていたのでしょうか?そして、闘病中の阿久悠さんや阿久悠さん亡き後の御家族に「出版しますよ」ときちんと断りを入れてあるのでしょうか。闘病という最もプライバシーに関わることですよ……。阿久悠さんは他人様の悪口を決して言わなかったらしいので、私も見習いたいのですが……。もっと阿久悠さんとのお仕事での思い出話を読みたかったです。「スター誕生!」の頃とか。阿久悠さんの御著書にはこんな風に書かれています、「亡くなった人を想う時、その人が一番輝いていた時を思い出すことが大事です」と……。阿久悠さんを支えてくださったご苦労はファンとして感謝申し上げます。