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副題に「誰にでもできる有望株の選び方、見つけ方」とある通り、株式の銘柄選択をあくまで公表されている個別企業の財務情報から割り出した尺度によって行い、割安・割高、ひいては投資タイミングを見つけるという著者の投資スタンスを紹介した本である。
『会社四季報』『日経会社情報』をはじめとして、インターネット上の有用サイト(東証、亜細亜証券印刷、LYCOSなど)から収集した財務諸表上の数値を、その意味の説明からはじめ、丁寧に投資指標となるべき数値に作り上げていく過程を紹介している。解説は「財務諸表なんて見たこともない」という人にもわかりやく書かれている。
PER・PBRなどのごく一般的な指標から、著者独自の「株価事業倍率」「一株キャッシュ価値」などのアプローチまで、その考え方から実際の計算方法まで投資家が企業のどこに注目すべきかがよくわかる。もちろん、その妥当性については議論の余地があるものもある。たとえば、「キャッシュ価値」を考えるなかで、著者は有価証券および有価証券の含み益を数値に含めているが、通常は「現金等価物」だけに限定するのが一般的であると思われる。
いずれにせよ、数値の積み上げから株価を見ていこうというアプローチに関しては光るもののある本だ。投資家のみならず、「株価に疎い」ことを克服したいビジネスパーソンにおすすめしたい1冊である。(杉 良介)
出版社/著者からの内容紹介
これから上がる成長株&割安株はどうすれば見つけられるのか?『株で1億円作る!』の著者がそのとっておきのコツを公開。
内容(「BOOK」データベースより)
妥当株価で有望株がわかるテクニメンタル分析を身につけよう!企業業績などから算出する妥当株価で「買い」「売り」「待て」が一目瞭然。『株で1億円作る!』の著者が教える目からウロコの科学的銘柄アプローチ法。
内容(「MARC」データベースより)
独自に開発した「妥当株価」という発想を提示し、銘柄の選び方を具体的、実践的に教える。テクニメンタル分析、PVR(株価事業価値倍率)の使いこなし方などを解説。勝てる銘柄選びのノウハウがわかる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
仁科 剛平
1952年神奈川県生まれ。日本大学理工学部卒。株式・金融専門誌の編集者を経て、独立。株式・金融、経済関係に強いジャーナリストとして、マネー誌を中心に幅広く活躍。パソコンを駆使した独自の株価分析手法である「妥当株価」および「株価格付け」は根強い人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1952年神奈川県生まれ。日本大学理工学部卒。株式・金融専門誌の編集者を経て、独立。株式・金融、経済関係に強いジャーナリストとして、マネー誌を中心に幅広く活躍。パソコンを駆使した独自の株価分析手法である「妥当株価」および「株価格付け」は根強い人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)