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勝ち続ける力
 
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勝ち続ける力 [単行本]

羽生 善治 , 柳瀬 尚紀
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人間の頭脳の可能性はどこまで?スランプ克服法は?大勝負を制する秘訣とは何か?どうやって無限の変化に対応するのか?考えるヒント満載。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

羽生 善治
1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。将棋棋士。85年、中3でプロ4段となり、89年、19歳で初のタイトル竜王を獲得。96年、史上初の7冠制覇を達成(名人・竜王・棋聖・王位・王座・棋王・王将)。二上達也九段門下

柳瀬 尚紀
1943年3月2日、北海道根室市生まれ。早稲田大学文学部卒。英文学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/05)
  • ISBN-10: 4103016728
  • ISBN-13: 978-4103016724
  • 発売日: 2009/05
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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By ゴルゴ十三 殿堂入りレビュアー トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
"将棋プロ棋士と名翻訳家"という不思議な組合せですが、なかなか面白い対談集でした。羽生氏が一局における"一手の重み"について語るとき、柳瀬氏は翻訳における"一語の重み"を想起するといった具合で、ユニークな対話がどんどん進んでいきます。
本書の内容を一言でまとめよと言われたら「着眼大局、着手小局」(Think globally, Act locally)となりましょうか。つまり「物事を大きな視点から見て、小さなことから実践する」ということです。将棋の"指し手"を選択する場面では盤面全体・手の流れを意識することが重要ですが、それは翻訳の"訳語"の選択において文脈(context)を意識することの重要性と相通じるわけです。「着眼大局、着手小局」の話は何も将棋や翻訳の世界に限る話ではなく、実社会でも十分通じる話ですね。(大局を捉える"センス"と小局を検討する"ロジック"の両方が大事なわけです)

それにしても羽生氏の言葉と態度には改めて恐れ入りました。渡辺竜王との"死闘"(→惜しくも永世竜王のタイトルを逃す)の次の日に柳瀬氏との対談に臨まれ、相変わらずの"羽生節"を炸裂されておられます。(「天才」「努力」を語る処は痛快です!やっぱり「"やる気"より"その気"」だな、と思いました)この羽生氏のメンタリティ(=頭の切替の良さ)が「勝ち続ける力」の重要な一要素じゃないかな、とも思いました。

本書と共に「シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代」も読んでみると面白いかもしれません。現代将棋の過激さとプロ棋士の横顔がよく分かります。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たつなり トップ500レビュアー
形式:単行本
羽生さんのことを知っているか羽生さんのファンが買う本でしょうから、
あえてそのあたりのことは多言を要しないものとして、
羽生さんの名前で書かれている本も「ちょっとこれ本人が書いているの?」
というのが目立ちます。

その点、対談である本書は(手を入れてはあるだろうものの)、
「羽生さんの言葉が聞ける」一冊であり、対談相手が好悪は分かれるでしょうが、
一流翻訳家であり、言葉に(異常なまでに?)うるさい人なだけに、
両者がうまく絡んでいると思います。

よく言われていることですが、羽生さんのすごいところの一つとして、
「将棋の言語化」というのがあります。
将棋のプロが考えていることは恐ろしく難しいことでアマには
太刀打ちできないものがあるのは当然ですが、それでも
羽生さんは自分がどのように感じてどのように考えるかを
言葉にするのが上手だとされていて、私も他業界(弁護士ですが)
においておもに勝負ごとに関わる者として大いに感心し、
参考になるなぁとため息を漏らしながら読みました。

さすがに羽生さんが将棋界でどのような実績を上げているかを
具体的に知らずに読んでもそれほどの感動はないでしょうが、
羽生さんが好きな人は何度も読めるし、それで毎回発見がある本です。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
羽生と羽生を崇拝する翻訳家柳瀬氏の対談集。先の対談「対局する言葉」では、柳瀬氏がガチガチに緊張し過ぎて、対談と言うよりはファンの質問コーナーと言う趣きだったが、十年以上の時を過ぎ、本作では両者に余裕が出ているようだ。

羽生はまず、「勝つためには忘れる努力が必要」と言う。常に新しい戦法が登場する現状では、記憶が邪魔をする事がある由。柳瀬氏が、翻訳でも無の状態で臨んだ方が良い場合もあると応じる等、対談は将棋と程好い距離でスムーズに進んで行く。本書では、柳瀬氏は黒子に徹しているようで、羽生の率直な考えを引き出している。

   「将棋を指す上で、闘争心は基本的に不要」
別書「先を読む頭脳」でも述べているが、驚愕の
   「将棋の手はマイナスばかり」
そして、
   「将棋の世界に付加価値を付ける事が大切」
   「将棋の深みや美しさも、全ては実戦の中で現れる」

羽生自身のためにも将棋界のためにも、"将棋を文化として根付かせたい"との高い志が窺える。一方で、将棋の真理を極めたいとの強い思いが伝わって来る。上述の「先を読む頭脳」が人工知能と認知科学の立場から羽生の強さを分析しているのに比べ、本書は初心者の方でも楽しめる内容を心がけた由。柳瀬氏の質問も、敢えて初歩的なものが多いのだが、羽生の返答が深遠なのが又面白い。題名と内容は余り一致していないが、全体の構成も巧く出来ており、将棋ファンの方には楽しめる本となったのではないか。
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文学と将棋の普遍性
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投稿日: 3か月前 投稿者: ツンドラ太郎
柳瀬氏の質問の仕方がいまいち
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投稿日: 7か月前 投稿者: 通りすがりのバイオ研究者
勝つためには忘れる努力が必要
空前絶後の七冠制覇した棋士・羽生善治と、翻訳不可能といわれたジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』を完訳した柳瀬尚紀の対談。二人の天才の言葉から、努力する... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: パパぱふぅ
柳瀬氏が難点
柳瀬氏があまりにも前に出すぎている気がします。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/27 投稿者: 書評太郎
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投稿日: 2010/2/11 投稿者: どぜう
将棋に関係する内容が不足
流れもよく面白く読みましたが、羽生さんは棋士ですからね。棋譜に関する記述はしないまでも、将棋に関係した内容の記載がもう少しほしいですね。羽生さんの凄さがこれだけで... 続きを読む
投稿日: 2009/8/4 投稿者: ゆらのすけ
超一流棋士と二流翻訳家の対談
羽生名人の発言の部分は、毎回のことながら非常に興味深くためになることが多い。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/20 投稿者: 天存
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