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動物園にできること (文春文庫)
 
 
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動物園にできること (文春文庫) [文庫]

川端 裕人
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

動物園は絶滅危惧種を救えるか?大自然から切り離された動物たちは幸せなのか?動物園先進国アメリカでのルポルタージュを通じて、子供たちの夢をはぐくむ娯楽施設の裏に隠されたフィロソフィーを探る、新感覚フィールドワーク。日本に於ける最新事情を加筆した“動物園を知るためのバイブル”最新版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

川端/裕人
1964年兵庫県明石市生まれ。千葉県千葉市育ち。東京大学卒業後、日本テレビに入社。科学技術庁、気象庁の担当記者を経て、97年に退社、フリーランスとなる。98年『夏のロケット』で第十五回サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 346ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/3/10)
  • ISBN-10: 4167662035
  • ISBN-13: 978-4167662035
  • 発売日: 2006/3/10
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 238,165位 (本のベストセラーを見る)
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27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 放蕩息子 VINE™ メンバー
形式:文庫
1999年に単行本が出版された後、動物園・水族館関係者の「バイブル」とまで言われ、古書店で8,000円の高値を付けられたこともあるらしい噂の名著が、2000年以降の日本国内の動物園の最新動向も盛り込んで文庫化。単に動物園のあり方を考えさせられるだけではなくて、広く環境保全や環境教育全般に関して、深く考えさせられる内容です。

米国の動物園における様々な新しい試みの実例が、35ヶ所の動物園、120人以上へのインタビューを通じて、豊富に紹介されていますが、野生動物や自然環境と人間との関わり方の問題は、国や地域の違いを超えて共通です。本書の中にも「メガ・ズーとしての世界」という小見出しの付けられた段落がありますが、今や人間の活動から完全に隔絶された野生の王国などというものはこの世界中に一箇所も存在しないのですから、つまりは我々現代人の全ては、地球という大きな動物園の中に住んでいるようなもの。となれば、その動物園のあり方を考える本書は、現代という時代にすむ全ての人間にとって、必読の教科書と言うべきでしょう。この本を読むことで我々はようやく、現在の地球生態系の中で自分自身が置かれているポジショニングを理解し、地球環境や生態系に対して負うべき責任を自覚することが出来るようになるのではないかと思います。

「動物園にできること」は、そのまま「人間たちにできること」。そう捉え直して読み進んで行くと、本書を「動物園・水族館関係者だけのバイブル」にしておいてはいけない。と、誰もが感じることと思います。

久々に感動しました。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 動物園をよく考えるための入門書 2012/11/19
By TGR
形式:文庫
私は、本書は「動物園は必要か否か」というテーマを論じた本「ではない」と思っております。

タイトルから重たいテーマや堅苦しい話を想像した人はご安心ください。
「動物園にできること」というタイトルの軸がぶれるような内容ではありませんが、それでいて楽しく動物園や動物保護のあれこれを読むことができる本です。
「動物園はどうあるべきか」それは私たちに与えられたテーマであり、本書はそれについてまず興味を持たせ、考える材料を与えてくれるものです。
故に本書は結論を与えてはくれません。

はじめから「動物園は悪いもの」という凝り固まった偏った意識を持っている人には向きません。
きっと「動物園の悪徳が描かれていない」などと憤慨することでしょう。
良し悪しを語るにはまず材料が必要なのです。

本書は、海外の動物園関係者、動物の権利を主張する団体、動物保護に関わっている人など様々な立場の人にインタビューを行った上で書かれており、動物保護の様々なあり方、動物園の展示手法、種の保存のための動物園の働きなどを知ることができます。

イマージョン型展示、エンリッチメント、ヒクイドリの保護の話やチーターの繁殖など、動物園をよく知らない人が知っておくと良いであろう単語も解説されています。

※本書の本分はやや昔に書かれたものであり、現在の日本の動物園の多くはこの本に書かれている状態よりかは大分改善されています(ただし東京都某H動物園や阿蘇なんちゃらのように劣悪な環境の動物園が存在するのも事実です。)
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11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 表現が程よく客観的 2008/12/2
By ana
形式:文庫
きっとこんな本を読まれる方は少なからず動物園が好きであったり、動物園について調べていたりする方が多いのではないかと思います。
私も同じような種類の本をいくつか読むのですが、この本は業界の専門書と言うわけでもなく、動物園を絶賛しているわけでもなく、著者の方が足を運んでお調べになったことを読みやすいレポート調で、淡々と書かれていることが気に入りました。
本文に書かれている著者の方の考え方も、その表現が自然体で、固まった意見を押し付けられるような印象が全くなかったので、読みながら本に書かれていることと自分の思うところをこうさせながら読むことができたので、とても楽しかったです。
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