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動物園というメディア (青弓社ライブラリー)
 
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動物園というメディア (青弓社ライブラリー) [単行本]

渡辺 守雄
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 日本人にとっての動物園とは何か? 「輸入」されて一世紀を経たいま、その存在意義の再考を促す論考集。イデオロギー装置としての動物園の機能を明らかにしながら、人と動物の関係を、見る/見せる/所有という行為の次元でとらえなおす。

内容(「BOOK」データベースより)

日本の動物園は、観客の刹那的な好奇心を満たす見せ物として存在してきた。しかし、これまでの人間中心主義的パラダイムが揺らぎつつある現在、動物園は「動物‐自然‐人間」関係のあるべき姿をともに考え、後代に伝えていくためのメディアへと変化しなければならない。本書では、動物園のイデオロギー装置としての機能を明らかにしながら、人と動物の関係を、見る/見せる/所有という行為の次元でとらえ直す。さらには動物園の歴史や日本人の動物観を省察し、現在の動物園の実態を批判的に解析するとともに、今後のあり方を大胆に提起する。日本人にとって動物園とは何なのか。「輸入」された一世紀を経たいま、見る側/見せる側双方に、その根本的な存在意義の再考を迫る論考集。

登録情報

  • 単行本: 278ページ
  • 出版社: 青弓社 (2000/08)
  • ISBN-10: 4787231774
  • ISBN-13: 978-4787231772
  • 発売日: 2000/08
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
本書では、動物園の存在意義を歴史的な背景から書き起こし、包括的に「動物園というメディア」について解説しています。

人間中心的なパラダイムを超え、動物園の根本的な存在意義、日本人にとって動物園とは何なのかを、数人の著者が解説します。

特に、第4章「動物園における展示のあり方」、第8章「曖昧な日本の動物園」、第9章「地域社会のメディアとしての動物園へ」は、動物園のあり方を考える上で役立つでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
各章の執筆者は異なるのですが、この本の書かれた根底には「動物園は誰のものか」という問いが流れていて、それに対する答えを様々なアプローチから導き出そうとしています。

結論として、動物園は「市民のもの」ということになっているようなのですが、残念ながら行間からは「我々学識者のものだ」という声が漏れ出ています。
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By カスタマー
形式:単行本
動物園の歴史は権力と啓蒙の流れであると言えるだろう。一般民衆の好奇心や関心は、直接に支配に対する尊敬心につながったのではないか。すなわち、単なる見せ物としてではなく、見せると見るという行動によって無意識的に既存の価値を身に付けていく。この点で、この本は都市の盛り場として動物園ではなく、遊園地での余暇の消費ではなく人間とその権力やイデオロギーのパラダイムを調べている。言い換えれば、動物園は「動物‐自然‐人間」関係のメディアへであることを明らかにしている。動物園の機能は、教育の以外にも見る/見せる/所有という行為の次元でもさまざまな意味を持ってる。人間と動物の二元的な関係は、自然と文明の根本的な存在意義とのつながっていることを考え直してくれる本であることは間違ってないだろう。
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