食・タッチ・セックス・遊び・愛・・・
動物の喜び(快楽行動学)をテーマとした世界初の本!
本書の出現によって、私たち人間は、動物とのかかわりを
根本から見直さざるを得なくなるだろう。
●第1部 なぜ「動物の喜び」なのか?
第1章 もっとも幸せなものが生き残る ーー 喜ぶ動物は適応している
・スパイスの話と水浴びをするワタリガラス ・喜びの基本となる要素
・喜びへの窓 ・利己的な遺伝子と満足したミンク
第2章 禁じられた喜び ーー 科学者たちのタブー、動物の感情
・動物の心に対する考え方 ・「のしかかる難問」
・擬人化はいけないことか? ・解明手段としての逸話
第3章 動物の賢さ ーー 喜びのなかの知性
・賢いサメと順応性のあるカエル ・忘れ去られている「個別の存在」
・喜びの先に
●第2部 動物はどんなときに喜ぶのか?
第4章 遊び ーー ただ楽しいから
・重力ゲーム ・その他のゲーム ・いたずらする ・スリルを求める
第5章 食べ物 ーー 食べる楽しみ
・味覚も進化する ・目新しさは最良のスパイス
・それぞれの食の好み ・食事です。セルフサービスでどうぞ
・魚も味がわかる
第6章 セックス ーー 娯楽としての生殖活動
・単にうれしいから? ・クリトリス、摩訶不思議な存在
・セックスざんまいの日々
(霊長類・アザラシとマナティ・食肉類・クジラ類・有蹄類・
翼手類・齧歯類とその他の哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類
などのセックス)
第7章 タッチ ーー 喜びとのつながり
・コミュニケーションとしてのタッチ ・グルーミングの喜び
・異なる種間のタッチ ・からだをひっかく行動
・はしゃぐネズミたち ・魚になったような気分とは? ・くつろぐ
第8章 愛 ーー 親密さのなかで育まれるやさしさ
・愛によって適応力アップ ・つがい ・利害を超えた愛 ・求愛
・仲間とのきずな ・オウムの熱烈愛
第9章 もう一歩上の喜び ーー ユーモア、美意識など高次の楽しみ
・ハイになる ・わきたつような楽しさ ・飛ぶ喜び
・美 ・音楽 ・笑いとユーモア
第10章 ハエから魚まで ーー 快感の境界例
・魚にも感情がある ・魚も遊ぶ、仰天するほどでもない事実
・背骨がなければ感覚もない? ・性的快楽を誘うタッチ?
・隅に置けない膜翅類(アリとハチの仲間)
・飛ぶハエにも意識がある?
●第3部 動物の喜びから
第11章 よいことをすれば、気分もよい ーー 楽しい動物界が教えてくれること
・喜びはそれぞれの動物のもの ・喜びの道徳的価値
・道徳的な動物、フェアなものが生き残る
・快楽行動学 ・喜びあふれる動物王国をめざして
■ジョナサン・バルコム Dr Jonathan Balcombe
動物行動学者。コウモリのコミュニケーション、カメの産卵、鳥類の繁殖などを
テーマに、多数の学術論文、雑誌記事を執筆。著書は本書のほかに『The Use of
Animals in Higher Education: Problems, Alternatives and
Recommendations』(未邦訳)。「責任ある医学をめざす医師委員会
(PCRM)」の研究員でもある。講師としても人気があり、世界各地で講演を
おこない、日本にも招かれている。
■土屋 晶子(翻訳)
翻訳家。訳書は、『フューチャー・イズ・ワイルド』『フューチャー・イズ・ワ
イルド完全図解』『新恐竜−進化し続けた恐竜たちの世界』(いずれもダイヤモ
ンド社)。
■各メディアで絶賛!
動物の快楽に関してこれ以上行き届いた情報源はいまのところ他にないだろ
う。・・動物や動物の幸福に関心がある方も、これまで関心はなかったがこの
書評で興味を持ったという方にも、ぜひ薦めたい一冊である
ーー伊勢田哲治(科学哲学・倫理学/名古屋大教授)『学灯』原著の書評より
思いもかけない興味深い視点から、動物の行動が描かれている
ーーPopular Science誌
動物の行動はプログラム化されているのではなく、喜びをもたらすように仕向け
ていることがよくわかる
ーーPsychology Today誌
バルコム博士のパワフルな論議は、読者を魅了する!
ーーニューヨーカー誌
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