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勇気ってなんだろう (岩波ジュニア新書)
 
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勇気ってなんだろう (岩波ジュニア新書) [新書]

江川 紹子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 861 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

勇気って、なんだか大げさで、自分にはちょっと…と思うもの。でも一方で、あのときもっと勇気があれば、と思ったことはありませんか。厳しい状況に置かれながら自分と向き合い、信念を貫いた人たちが話してくれた、悩みや後悔、葛藤を聞けば、きっと少しだけ勇気を身近に感じられます。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

江川 紹子
1958年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。神奈川新聞社会部記者を経て、フリージャーナリストに。新宗教・災害・冤罪のほか、若者の悩みや生き方の問題に取り組む。95年、一連のオウム真理教報道で菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 216ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/11/21)
  • ISBN-10: 4005006396
  • ISBN-13: 978-4005006397
  • 発売日: 2009/11/21
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 生きていると、ときどき「あれっ これは間違っている」とか「ちょっと変」と感じることに出くわします。
 しかし、私たちは、「世の中こんなもの」とか、「声をあげて指摘すると変人扱いされるのでは?」とか、「清濁併せ呑むという言葉もあるし・・・」とか思い、勇気を出せずに、なんとなくそのままにしてしまうことがあります。
 
 この本は、野口健(登山家)、山本譲司(元衆議院議員。秘書給与流用の詐欺容疑で逮捕され、服役。その後、福祉施設で働いている)、蓮池透(北朝鮮による拉致された人の家族として運動)、仙波敏郎(愛媛県警の元警察官。裏金の証言を行い、警察のあり方に問題提起した)、高遠菜穂子(2004年、イラクの人々への支援活動中に、過激派に拉致された。解放後も苦しみながら支援活動を継続)の5氏のそれぞれの生き方を印象的につづっています。また、イスラエルで徴兵を拒否する人たちへの取材も行っています。

 それぞれの話は、とても心に響くものであり、「私は、世の中を少しでも良くするような生き方をしているだろうか」、「自分に正直に生きているだろうか」と自問してしまう。
 岩波ジュニア新書であり、若い人向けの本なのだろうが、私のように年配の人間が読んでも、考えさせられます。自らの生き方を振り返るためにとても有益な本だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 茶々丸 VINE™ メンバー
形式:新書
 11の物語で構成されている本書はこの国の持つ“国民性”が持つ問題点のあぶり出しでもある。
 以前“赤信号、みんなで渡れば怖くない”とのブラックジョークがあったが、図らずもこの言葉が語っているのはこの国の国民性の一側面でもあった。自らが確かめたでもなく安直に人の意見にタダ乗りする姿勢は確かに“楽”でもあり“安全”でもある。けれどそれは同時に自らの眼で物事の是非や本質を見極めることを放棄することにもつながる。
 印象に残ったのはイラクでボランティア活動をしていたものの不幸にして人質となった女性の言葉だった、“私は命にこだわる”として再び彼の地に赴き復興支援活動に携わる。彼女はイラクの人々のために働くのであり、それは決して売名行為などではない。“相手がよろこんでくれればそれでいい”との素朴な思いには唯々敬服する以外はない。
 “社会的不正を許さないこと”“正直に生きること”、今の時代にあって“本当の勇気”の意味、そしてそれを持つことの困難さが浮き彫りになっている。
 著者は元々“ジャーナリスト”であり、記憶の限りでは“住宅地への米軍機墜落事故”の第一報を伝えた記者でもある。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hiraku トップ1000レビュアー
形式:新書
江川紹子著の「勇気ってなんだろう」です。岩波ジュニア新書から出ていますので、若い中高生向けに書かれているのでしょうが、40男が読んでも感動を与えてくれました。
勇気を出すのは大変です。周りに流されているほうが楽です。このことは老若男女問わず経験的に理解していることでしょう。でも本書に描かれている人々は勇気を出して、自分の信念や拠り所を明確にして、世間に立ち向かっているのです。その姿は年に関係なく感動を覚えます。
人間はいつか死にます。それだけは平等に出来ています。ですから、自分の信念に忠実に動くことが大事であるとこの年になってやっと明確に理解できました。ですから本書のような、社会に対峙しなくても、自分の周りでほんの小さなことから、自分を拠り所にして行動していったらどうでしょうか。きっとあなたの周りは変わっていくはずです。それが「勇気」なんだと思います。
こんなことを気づかせてくれた書でありました。
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