私は、労働契約法の存在理由がいまひとつ分からなかったので(労働基準法の書籍は曖昧にしか書かれておらず、
一言で言い表している書籍はなかった)、本書に期待して購入しました。
その理由は明快。本書では、労働基準法は、対企業の場面で、労働組合の存在により労働者を保護しようとしているのに対し、
労働契約法は、就業形態の多様化等により労働組合の組織率が低下の一途をたどる現状において労働基準法のみでは労働者の
権利を保護しきれないため、労働契約法が誕生した、と記載されています(労働契約法誕生の理由の1つですが、これが一番
分かりやすかったです)。
これだけが分かっただけでも、本書は「買い」だと思いました。
また、イラストも多用され、初心者でも読みやすく工夫されています。