努力や我慢、熟考といったものに疑問を持つ人、反発を覚える人にはぜひ読んでほしい本です。また、頑張っているのに上手くいかない人にも。
この本は、努力することでかえって柔軟性を失ってしまう、ものを持つことでむしろ不自由になってしまう。だから力まずに、何も持たずに物事に臨んだほうがスムーズにうまくいくのだ、ということを教えてくれる。新しいものや知識や力などを求めずに、今持っているものを使う方がうまくいくよ、と語っています。
一度読み終えて感じたのは、きっと今の時点で必要なものはすべて揃っているんだろう、頑張って何かを求めるとかえって今持っている大切なものをダメにしてしまうんだろうな、ということです。そして本書を読んで個人的に変わったと思うのは、ものに取り組む時に今までは10割の力で準備していたのが、今は5、6割の力でいいや、残りは感性やその場の思いついきに任せよう、と思うようになったことです。
すでに二度読み終え、三巡目に入っています。読むほどに緊張が解けるのがわかります。いつでもカバンに入れていて、日常生活のちょっとした空き時間に読むとずいぶん気が楽になります。