主人公の加納 正はきわめて奥手で、電車で一緒になる美少女に好意を持っているものの、話しかける事もできずに高校を卒業して浪人生活に入る。その直後、父親の再婚で二度と会えないと思っていた彼女と同居する事に。その後、彼女もまた彼に好意を持っていた事を知り、二人はお互いを意識し始めるが、彼女の妹たちや近所の幼なじみに邪魔されてなかなか進展しない。じれったくなる程ゆっくり深まる二人の気持ちを描いた作品です。
かなり昔(10年以上前?)に出版された「ともち」さんの「愛をあげよう。」と設定が似ていますが、読み終わった後、心に甘酸っぱさが残る良い作品だと思います。
巻末に収録されている「真昼の星は見えない」は合コンで知り合った地味な女性と、酔った勢いで関係を持ってしまった美女好き主人公のお話。(下巻にも収録されています。)
そのほか「ちゅーぶら」がアニメ化された田中ゆみさんが描く加納家の次女(本編の妹)を主人公にした「加納家の次女三女と長女」が収録されています。(下巻にも収録されています。)