何枚も加山雄三のアルバムは持っているのに、重複を承知でつい手が伸びて買ってしまいました。「オヤジ」のタイトルにつられる悪癖ですが、しかし、それほど後悔していません。何より、ワイルドワンズとのカップリングが嬉しい!加山雄三もワイルドワンズも、不思議に盛夏に聞くより夏の終わりに聞くほうが良いことを発見しました。あの喧騒に満ちた人混みと若い熱気、少し大げさに言うなら日本経済の高度成長期の盛り上がりを懐かしむような、不思議な甘酸っぱさ・・・ 自らの「若気の至り」のような感覚も混じり合って、「夏の終わり」のこの季節に妙にマッチします。演奏のストレートさ、未熟さ、素人っぽさが却って魅力です。プレスリーのコピーは駄作ですが・・・