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加害者は変われるか?―DVと虐待をみつめながら
 
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加害者は変われるか?―DVと虐待をみつめながら [単行本]

信田 さよ子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ、あんなことを?加害者の声に耳を傾けることで見えてきた現実。一歩間違えば被害者から加害者へ。悲劇が起きないよう、カウンセラーから緊急提言。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

信田 さよ子
1946年生まれ。臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。95年に原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、DV、虐待などで悩む本人や家族へのカウンセリングを行っている。また、2005年には性犯罪者処遇プログラム検討委員としてプログラムの作成にかかわり、講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 206ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/03)
  • ISBN-10: 4480842837
  • ISBN-13: 978-4480842831
  • 発売日: 2008/03
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
児童虐待、DV、性犯罪といった犯罪の加害者の立場が垣間見られる一冊。

筆者は加害者を弁護するのではない。こうした犯罪の被害者のカウンセリングにあたってきた立場から、加害者を知らなければ犯罪は防げないという問題意識をもって加害者と向かい合おうとする。その身勝手な言い分に、陰鬱というべきか、暗く、重く、やりきれない思いが残った。

そのなかから、加害者厚生プログラムの必要性が語られるが、現状ではようやく一歩が踏み出されたという状況のようだ。その意味でも重い本なのだが、こうした犯罪をなくしていくためには、そうした現状も直視しなければならないのだろう。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
タイトルと、商品説明欄にあった「一歩間違えば被害者から加害者へ。」のフレーズに惹かれて購入したのですが、正直期待はずれな内容でした。

DVや虐待の加害者の更生を目的としたカウンセリングを通して、「加害者は変われるか」という問いに対する著者の考察や意見などを期待していたのですが、タイトルとは裏腹に、被害者についての記述や被害者が回復するために必要なことについての方が、多く書かれています。うんと終わりの方で、DV加害者更生プログラムに参加して、暴力がなくなった男性がいる、とさらりと述べられているのですが、もっと詳しい内容を期待していました。

配偶者によるDVで悩み苦しんでいる人にとって、「加害者は変われるか?」という問いに対する答えは、喉から手が出るほど欲しいものだと思います。一般的には、暴力がなくなるケースは少ない、と言われても、自分の配偶者はそのごく稀なグループに属するのでは、と希望を持つ場合がほとんどだと思います。また、自分がDV加害者であることを自覚していて、治したいけれど治るのか、期間はどれくらいかかるのか、お金を払ってカウンセリング等を受ける価値があるのだろうか、と悩んでいる人もいると思います。DV加害者が配偶者であれば、離婚という選択肢もありますが、自分の子供によるDVで悩んでいる場合、暴力に加えて「私の育て方が悪かった」と自分を責めて苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。

そういった人々に対する一つの答えになるような内容、例えば、DV加害者更生プログラムでは、実際にどのようなことが行われるのか、そもそも加害者が完全に「更生」することはあるのか、「更生」までの期間はどれくらいなのか、暴力はピタリと止まるのか徐々に減るのか、プログラムに参加している間、DV被害者である配偶者や子供と同居し続ける方が良いのか、別居した方が効果が上がりやすいのか、DV被害者ができるサポートにはどんなものがあるか、等々が書かれていると思ったのですが、そうではありませんでした。DVや虐待を研究対象としている学者や専門家には、価値ある一冊なのかもしれないですが、実際にDVの渦中で悩んでいる人にとっては、さほど役に立たないように思います。

親によるDVを受けていた子が、自分の子供や配偶者に対しDVをふるうようになってしまう。
いじめられっこだった子が、いじめっこになる。
つまり、被害者が加害者になってしまう。

この現象の、心理的カラクリの解説も期待していたのですが、全く触れられていませんでした。

それどころか、性犯罪の加害者の行動や心理について詳しく記述されているのですが、家族という近い関係の中で、夫婦間であれば合意のもとに一緒に居る間柄での「加害者」の心理と、近づくのは加害者のみの意思、うまくすれば加害者は逃げ切ることができる性犯罪の加害者の心理には、類似点より相違点の方が多い思います。DVをしたいから結婚したり、虐待する相手が欲しいから子供をもつわけではないのですから。

さらに、かつて親から虐待を受けた人々の中で、虐待をする側になってしまう人と、そうならない人(例えば心の病に気づいてカウンセラーを訪れる人)との分岐点は何か、等の分析もできたと思います。(虐待を受けて育った男の子は皆、妻に暴力をふるい、虐待を受けて育った女の子は皆、自分の子供を虐待する、というわけではないと思うのですが…)

私の読解力不足もあるかもしれませんが、タイトルとは程遠い内容の本、というのが正直な感想です。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ねぎ
形式:単行本|Amazonが確認した購入
どのような加害の種類があって、それらの人々はどのような思いで、「加害者」になってしまうのか、そういう事が書かれてあると思います。
皆様のレビューにもあるとおり、どうしたら加害者が変わるのか、その方法を詳しく述べられてるわけではありません。
「加害者から被害者へ」というオビ説明としては、ほかレビュアーさまのご意見が非常にわかりやすい見地のように思います。
加害者にならないためには?
加害者はどうしたら変わるのか?
この答えは、本書にも糸口が書かれていますが、本当にその答えが知りたいならば、ほかの本も読んでいく必要があるように感じました。
(物事の沢山の側面を知っていかないと、このような問題は解決していかないと個人的に思うからであり、ほかの皆様にとってどうであるかはわかりません。)
解決の糸口について、本書では、虐待に対して相談に来た方の話などが載っています。
要するに、「加害者になりそうな自分を変えたいと思い、助けて欲しいと願っている人」「自分の間違いを理解しようとする姿勢が生まれた人」に初めてその救いがもたらされるということです。
そうして、彼らのそういう訴えを注意深く見ることが、彼らが抱える「なぜ」をとく難しさが、「加害者は変われるのか?」という答えを、「絶対に変われるのだ!」と言い切れなくさせるジレンマのようにも思いました。
私は、読んで損をするようには思いませんでした。
次に自分が何を知りたいのかな、と考えるきっかけをくれる本だと思います。

ただ、内容のせいか、この類の本はどれも少しお値段が張りますね^^;
これだけお値段するなら、もっと教えてよ〜!って思っちゃうのかも。
というのが個人的な感想です。
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