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ただ、この二巻では秀吉と家康の話が主体になっており、一豊と千代にも忘れられない出来事が幾つか起こっているのですが、影が薄くなっています。この時代はやはり、この方々を抜きにしては語れないのでしょう。
第二巻は,秀吉に従って中国毛利攻めから山崎で明智光秀を倒し,伊勢長島で滝川一益を倒し,賎ヶ岳で柴田勝家を倒し,小牧長久手で家康と対峙し,秀吉がようやく天下を手中に収めるまでが前半.この間で一豊は二千石から二万石までの出世を果たし一城の主に.出世街道を進む過程も面白いが,下級侍や小大名の財政面,大軍団の中での立場,そしてどういう心持や野心で戦に向かっているか,などがありありと分かるのは新鮮だった.
後半は,小田原で北条と戦い,その後は秀吉の治世で一豊と千代が様々な政治的荒波をかいくぐった姿が描かれる.特に関白秀次への対応に苦慮しつつ千代の助言を活かしながら,秀次切腹の際には政治的に無傷でいられたのはあっぱれ.この巻の最後ではついに掛川六万石の小大名に格上げされることに.話の本筋以外にもあちこちに小粒ながらも興味深いエピソードがまぶされているのであっという間に読みきった.
でもテンション下がります 理由は... 続きを読む
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