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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
山内一豊とその奥方千代,
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レビュー対象商品: 功名が辻 1 (文春文庫 し 1-17) (文庫)
最下級の侍から関ヶ原後には土佐24万石を得た山内一豊とその奥方千代が主人公.才能に恵まれている訳ではないが小物でもなく,その律儀さが幸運を呼び,千代と二人三脚で功名を得ていくという話.第一巻は,織田信長に仕えるたった50石の侍から,越前鶴賀,姉川,長篠と戦を重ねつつ二千石へ加増を受けるところまで.華々しい武功を重ねるという訳ではありませんが,千代の意見を入れつつ,ときには千代に頼りきりになり,地道に出世を果たしていきます.千代の一豊操縦はなかなかに巧く,また一豊もそれを分かりつつ尊重する姿は微笑ましく,夫婦円満の一要因を見せてくれます.
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
篤実な人物こそ大物,
By こうぢ (名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 功名が辻 1 (文春文庫 し 1-17) (文庫)
戦国の大名、山内一豊(伊右衛門)とその妻千代の物語。2006年のNHK大河ドラマ原作。 伊右衛門はそこそこ勇気と誠実さがあるものの、無能、不器量な人物として設定されており、賢い妻の千代がうまくおだてて乗せることで、彼はよく働いて功名を重ね、少しづつ出世していく。 妻によって伊右衛門は何とかひとかどの人物たりえるように描かれている。つまり、妻がいなくては伊右衛門はロクに仕事もできない、ということだ。男から見ると、多少不愉快な描写もあるかもしれないが、そこは司馬氏の軽妙な筆によって、嫌味なく、楽しく読むことができる。 伊右衛門は才知は無いが、誠実な人物に描かれている。誠実な人間がコツコツやる仕事はバカにできないものだ。世の中の「男」とは、勇猛果敢な荒くれ武者や、機略溢れる頭脳派の智将だけではない。誠実一本というのも、得がたい人徳であり、それだけで大人物なのだ、と思える。派手さは無いが、愛情溢れる、大人の歴史物語。
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
痛快サクセス・ストーリー,
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レビュー対象商品: 功名が辻〈1〉 (文春文庫) (文庫)
誠実・純真で愛すべき人間 伊右衛門。 その裏のなさを侮るものも多いが、人を無防備にさせる稀有な魅力を持つ男。その妻は、一で十を知ることができる鋭い洞察力の持ち主 千代。 しかも千里眼(笑)。 身の回りのことしか見えない“ド近眼”の女性が多い中、遠近両用のバランス眼はすばらしい! 千代のたてた戦略を、忠実に勇気を持って実現しようとする伊右衛門。 生まれ持った才能で華々しく生きる物語と違って、とっても人間臭いところが面白い。 後天的に生み出した知恵と度胸で、どれだけのことが出来るのか・・・魅せられる物語です。
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