トラベルナビも第四弾。今までは主従同士で、名跡を巡っていたのが、今回は天下分け目の戦い「関ヶ原」で戦
った、東軍の将、徳川家康を演じられた大川透さんと、西軍を率いた石田三成を演じられた関智一さんのお2人
で、作品タイトル通り「関ヶ原」を余す所なく案内してもらいました。
すごくおもしろかったのですが、ジャケットを見てわかるように、敵対する2人の武将の考えの違いなどが、解説
されたりもして、第1弾〜第3弾とはまた趣の違った、少し哀愁の漂う味わい深い1枚でした。
あいかわらず、ブックレットは史跡についての説明がわかりやすく記載されているし、今回は関ヶ原の合戦陣形図
も掲載。案内されるお2人の写真が多いのもシリーズおなじみで、表情もこれまた豊富。エンディングで、フェイド
アウトする関さんがつぶやかれている言葉に耳を傾けながら、最後のページをめくった写真にも笑っちゃいました。
岐阜にお住まいの方には当たり前なのかもしれませんが、あんな観光名所があるとは知りませんでした。
本編は、関ヶ原がメインですが、その前哨戦「杭瀬川の戦い」の地となった、大垣からスタートと、関ヶ原の戦
いに至るまでの経緯もわかって、とてもよかったです。しかも最初の旅の号令が、三成から秀吉への思いの丈
から始まるというもので、最初からテンションあがりました。
トラベルナビ恒例の、音声だけで、ブックレットを見ながら、一緒に資料館をめぐっているような感覚を味わえる趣向、
今回もとても楽しかったです。関ヶ原の戦いでの豆知識や、家康・三成の戦況の解説、西軍から東軍へ裏切った
武将たちの末路など、史実をまじえながら、ときにまじめに、ときに現代風に解釈されるお2人のおしゃべりも聴け
て、ほんとにおもしろかったです。
トラベルナビ恒例の「名セリフSelection!」では、実際に家康、三成が布陣を敷いた地で叫ばれていて、感慨
深かったです。当時の戦いに想いを馳せて、少し、しんみりしました。
重い腰をあげて、この機会に関ヶ原へ行ってみたくなるくらい、楽しいCDでした。
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2011年7月号のNewtypeにて、見開き1ページ、例の観光名所を背景に、この作品の裏話が掲載されていました。
Newtypeが独占取材をしていたようで。大川さん、関さんのコメントが少しですが読むことができ、写真も撮り下ろし
のものがあったので、おもしろかったです。