多くの方が、「『完結編』は駄作だ。・BOXにはふさわしくない。」等と言っているが、
本当にそうだろうか?
実際、僕はそうは思わない。やはり、「完結編」は必要である。
確かに「完結編」にはたくさんの問題がある。例えば・・・
・別の銀河が理由なしに突如として現れる
・自動操縦で勝手に地球に帰還するという、ヤマトのありえないシステム
・沖田艦長が実は生きていたという設定
・ニュートリノビームが実は、波動エネルギーに弱かったという無理矢理な設定
・感動を狙っているのが見え見えで、あざとい島の死
・デスラー出現の都合のよさ
・そして、1番の問題は、宇宙空間なのにもかかわらず、
液体として存在するアクエリアスの水、それに沈むヤマト・・・等々
しかし、評価すべきところもあり、故・羽田健太郎氏が加わり、
音楽の壮大さがました点。
「仁義なき戦い」の脚本家、故・笠原和夫氏によるクライマックスの沖田と古代の会話。
また、メカがどれも巨大で変わった形をしている。これは、「さらば〜」のメカニック
デザインと並ぶほど美しいと感じる。
絵がシリーズの中で1番綺麗で、戦いの迫力・美しさが凄い・・・等々である。
キャラクターに関しても、デスラーも最後に良いとこ取りで、
「さらば〜」に匹敵するほどカッコ良いと感じた。
沖田艦長の2度目の最後も男気というものを感じられずにはいられない。
やはり、「さらば〜」に比べると、作品の完成度は劣ってしまうし、商業作品的なノリ
を幾分感じてしまうのはいただけない。しかし上記にもあげた通り、良い点もあるし、
他のアニメ作品とは一線を越す出来なのは確かだ。そのことを踏まえた上で、もう1度
皆さんに鑑賞してもらいたいものだ。
たくさん書いてきたが、本音は・・・真田さん最後の大活躍があり、
そのときにかかる「ヤマトよ永遠に」の空母型要塞VSコスモタイガーの時に
使われていた音楽のカッコ良さも手伝い、「やっぱりヤマトって強いな〜。」と
シリーズ中1番を争うほど実感できるからなのだが。笑