この映画の見所はなんといっても
灰原さんの登場時間の長さです。
彼女が食事をするシーン。靴を履くときにけんけんする様子。
どれもかわいらしく一見の価値があります。
話自体は、前作よりもまとまっているなと思いました。
飛行機のやつ、船のやつと大きな乗り物を舞台にした作品は
推理要素よりもアクション重視にした感じがあるので
その分前回と今回は謎解き要素を多くしようとしたのかな、と思います。
ただまとまっていると言っても、悪く言えば大きな見せ場もないです。
かっこいいセリフもありませんし
見ていてあまり面白くはありません。
園子と蘭の友情、と言われてみればそうなのですが
でも僕達って彼女らの仲の良さは十分知っていますから
テーマにするには演出が弱すぎるかな、と思いました。
そういえば水中でコナンの空気がなくなっちゃうってシチュは
14番目の標的にもありましたね。
なんか劣化を象徴しているように見えてしまって。
でもしかし、だからこそ、この映画の見所は灰原さんなのです。
灰原さんに重いポジションを与えた作品には天国へのカウントダウンがありますが
そっちでは彼女の恐怖だったりが描かれていました。
今作は別に重いポジションなわけではありませんが
そんな境遇を忘れさせてくれるような、彼女にとって楽しい旅行なのだと
そう思えば灰原さんファンとしては見る価値ある作品だと思います。