非常によくできた劇場版ライダーだと思います。
以下ネタばれありです。
劇場版ライダーでは本編とリンクしたものと,全くの別物の2種類がありますが,このカブト劇場版は,両方を兼ね備えています。そのため,映画からカブトに触れる方にもお薦めできます。ストーリーは,天道総司(水嶋ヒロ)が妹と地球を救うために,過去と未来を行き来できる最強のハイパーフォームになるまで,そして地球を救うまでを描きます。
隕石の衝突で,ほとんどの人類が死滅し,妹も余命わずか。さらには隕石とともに地球にやってきたワームの侵略。その対抗手段であるライダーシステムを持つ組織とその内部抗争。戦いの舞台は,荒れ果てた地球,さらには宇宙にまで及ぶ。とてもじゃないけど70分そこらで収まる内容じゃない・・・。しかし,うまくまとめてる!!
本編では,ベルトはワームに擬態した両親に託されますが,この劇場版では,未来の天道が過去の自分に託します。時間を自在に行き来する最強フォームの能力をうまく生かしている分,この劇場版のストーリーの方がしっくりきます。劇場版と本編は,このライダーベルトの入手経路の違いが決定的に違うだけなので,ウマーくやりくりすれば,このパラレルワールドと本編の根っこを結ぶこともできたのに!!スゴク残念です・・・。
個人的にはライダー劇場版でもかなりの完成度だと思います。ちなみに,特別ゲストは,格闘家の「武蔵」と芸人の「次長課長」。「お前に食わせる○○はねえ!」もやってます(笑)。