劇場版ポケットモンスター第3作
父親が行方不明になり、ひとりぼっちの少女ミー。ミーの心に反応した謎のポケモン、「アンノーン」が伝説のポケモン「エンテイ」を創り出す。エンテイとミー。二人の絆の物語。
自分の思い通りの世界を作り、寂しさを紛らわすミー。孤独なミーの心を救うため、エンテイは必死に戦います。ミーは「アンノーン」という、空想を簡単に実現させてしまう「おもちゃ」をもらった現代の子供達。自分の心の空虚な部分を空想化した世界で埋めようとします。「アンノーン」の暴走は、簡単に違う世界を魅せる「おもちゃ」の怖さ、危険性を表しています。
ワガママなミー。けれどエンテイには一番大切な存在なのです。ミーのためだけに戦うエンテイは、本当の父親のよう。エンテイの「過保護」は結局、ミーのワガママを助長させ、孤独な世界に引き籠もらせただけになってしまいます。必死に戦っても、周囲からも結局娘からも、非難囂々のエンテイ。
エンテイからミーが離れていく場面。私が父親だったら、泣きます。
過保護で厳格で強くて、ミーにだけ優しいエンテイ。今ではちょっと「古風」な一昔前のお父さん。エンテイは最後にミーを「外」に出すために、命を懸けて「アンノーン」に向かっていきます。映画を見ていた「ミー」達には、エンテイの気持ちは理解できたでしょうか?難しいかも(笑)
日本中のお父さん、エンテイを観てください。最高の父親像を観ることができるでしょう!
「ピチューとピカチュウ」の方もお薦めです。
楽しく明るい音楽。リズミカルな展開。最後はちょっと、感動します。
目を釘付けされる20分です☆