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20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ジブリ作品をリスペクト,
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レビュー対象商品: 劇場アニメーション『星を追う子ども』Blu-ray BOX(特別限定生産版) (Blu-ray)
新海誠監督久しぶりの新作今までの作品とは一味違い,地底世界への冒険を題材にしたファンタジー要素溢れる作品になっています 映像や音楽はこれまでの作品同様素晴らしく,特に力を入れているであろう星空などは本当に綺麗です ジブリ作品を大分リスペクトしているらしく,随所にジブリ作品を彷彿とさせるシーンが散りばめられています 世界観はおおむねラピュタといった感じで,地上の他に地底世界が存在し,そこには太古の神々が住みあらゆる願いが叶うというのが大方の設定です そこにもののけ姫や千と千尋の神隠しを題材にしたような怪異や神々などが登場し,とにかくジブリっぽさが強い作りです 内容はなかなか難しく,生と死,アイデンティティなどを主軸に展開される深いもので,色々と考えさせられるものがありました おそらく一度見たくらいでは内容がいまいちよくわからないと思います 2度3度繰り返し見てようやく少し理解できます 何度も観て自分なりに解釈する必要がありますね また,私は新海監督と同郷(長野県某所)なのですが,舞台となった山間部の町は新海監督の出身地近辺がモデルであると思われ,新海監督の産まれ育った風景がなんとなく感じ取れると思います 劇中でも長野県として扱われているようで,随所にそれを思わせる演出がありなかなか楽しめました (信州米や長野県の憲章が写っていたり) 実在する場所もあるので聖地巡礼も楽しめると思います (クドウ商店,鉄橋など) とにかく,これだけの作品を作れるのは凄い事だと思います いつの日かジブリ作品を越えて欲しいですね
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
描きたいものは理解できる,
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レビュー対象商品: 劇場アニメーション『星を追う子ども』Blu-ray BOX(特別限定生産版) (Blu-ray)
記憶色に頼らないファンタジックな映像、世界観に、村上春樹的な詩情的なモノローグを完全に取り除いた、単純な台詞で描かれるキャラクター、出会いと別れ、生と死、様々なものを背負い今を生きるヒトを描いたシナリオ きっとあらゆる面で新海監督は秒速5センチメートルでやり尽くしてしまったんでしょう。 今作、星を追う子どもでは、全てにおいて自らの殻を破るような、とにかく実験的な取り組みが見られます。 特にテーマに関しては、新海監督の中でひとつの大きな答えに辿り付いたのではないかと。 彼は今まで、人と人の間で生まれる「距離」を、主に遠い日の淡い青春物語で表現してきたのですが、 今作ではそれを人の生と死という根源的なところまで昇華させ、さらにその中で生きる人の在り方にまで言及するに至ったわけです。 次回作は何描くかちょっと悩むことになるでしょうね。それくらい大きなテーマを打ち出したと思います。 まぁ、ですから、その実験性を作品として大きく評価したいんですけどね、彼のやりたい事はそれはもう理解できるんですが…ね 正直それが作品としてうまく生かされたかというと微妙なんですよねぇ。理解を超えた感動がなかった。心に残るものがなかった。 唐突な場面転換と設定説明が多すぎですし、キャラクターは完全に設定に振り回されているお人形状態になってしまってますし、とにかくキャラクターの描写がね… 今まではそういったキャラの心の機微をモノローグで表現していたので色々と読み取り、共感し、感動できたんですが、今回はほとんど置いてけぼりに近い展開でした。 先生の奥さんだってもう取ってつけたようなレベルの軽い表面的な描写でしたし、あれじゃ生や死が云々と説かれても感動はできませんねえ アスナの母親や父親、家族についてももうちょっと踏みこんでもよかったような。 やっぱりモノローグはあった方がいいんじゃないですかね?まだまだキャラクターの心情を描くのは下手糞だと思います。こちらの想像力に頼りすぎです。
13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
答えは、観た人が見つける作品,
By 枇杷 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 劇場アニメーション『星を追う子ども』Blu-ray BOX(特別限定生産版) (Blu-ray)
実はレンタルで観ました。感想は「何故こんなに良い作品をレンタルで観てるんだろう」でした 観終わってすぐAmazonで購入しました。 早速ですが、オオトリちゃん-さんのレビューをお借りして↓ >キャラクターは完全に設定に振り回されているお人形状態になってしまってます >今までは(中略)共感し、感動できたんですが、今回はほとんど置いてけぼりに近い展開でした。 ↑ここで言うキャラクターとは主人公の女の子。「設定に振り回される」とありますが、 振り回された結果、何を思い何を感じるかが、この作品の見方だと思います。 「女の子」は作品を観ているアナタ自身。その女の子に人格的な意思や感情を求めると解釈を失います。 答えは観た人が探して下さい。 ココが今までの作品と決定的に違うんじゃないでしょうか。 僕は、新海作品の背景美と切ない雰囲気に惹かれて毎回買ってきました。 ただ過去の作品では、話が始まった時点で思いを寄せている状態からの展開だったので 強く惹かれ続ける、深い愛の根源や切欠になる部分についてはあまり描かれ無かった。 だから、切なくて刺さるような台詞にも、説得力が薄い所があったように思っています。 「言わせたい台詞があって、後からストーリーを作る(本人談/雲のむこう約束の場所)」 という制作スタンスだったからでしょう。 でも、今作は全く違った。 伝えたい事が、描きたい物が確りあるだけで、こんなにも世界が違うのかと、強烈な衝撃を受けました。 内容が難しいとは思いません。深いですが。 唐突な場面展開や実験的な手法と気にされる方がいますが、難解さや戸惑いはあまりありません。 「あまり」というのは、その戸惑いの中に何が隠されているからでしょう。 2度3度と観る事でこれから見つけます。 まずはレンタルでも良いので、兎に角観て欲しい。観て考えて欲しい。 惹かれる何かがあるなら、購入をオススメします。
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