新海誠監督久しぶりの新作
今までの作品とは一味違い,地底世界への冒険を題材にしたファンタジー要素溢れる作品になっています
映像や音楽はこれまでの作品同様素晴らしく,特に力を入れているであろう星空などは本当に綺麗です
ジブリ作品を大分リスペクトしているらしく,随所にジブリ作品を彷彿とさせるシーンが散りばめられています
世界観はおおむねラピュタといった感じで,地上の他に地底世界が存在し,そこには太古の神々が住みあらゆる願いが叶うというのが大方の設定です
そこにもののけ姫や千と千尋の神隠しを題材にしたような怪異や神々などが登場し,とにかくジブリっぽさが強い作りです
内容はなかなか難しく,生と死,アイデンティティなどを主軸に展開される深いもので,色々と考えさせられるものがありました
おそらく一度見たくらいでは内容がいまいちよくわからないと思います
2度3度繰り返し見てようやく少し理解できます
何度も観て自分なりに解釈する必要がありますね
また,私は新海監督と同郷(長野県某所)なのですが,舞台となった山間部の町は新海監督の出身地近辺がモデルであると思われ,新海監督の産まれ育った風景がなんとなく感じ取れると思います
劇中でも長野県として扱われているようで,随所にそれを思わせる演出がありなかなか楽しめました
(信州米や長野県の憲章が写っていたり)
実在する場所もあるので聖地巡礼も楽しめると思います
(クドウ商店,鉄橋など)
とにかく,これだけの作品を作れるのは凄い事だと思います
いつの日かジブリ作品を越えて欲しいですね