今まで作られたベリーズ工房のゲキハロの舞台は、ちょっとぼうっとしていたら話が分からなくなる複雑なストーリーが多かったけれど、今回はシンプルで分かり易く私は好きです。それなのに「これはどう終わって行ったらいいのだろう」と未知な雰囲気を持ったままエンディングに向かって行きます。
ベリーズの面々は、全員が二役をやり、話や歌が進行している中で、衣装を変えて行く。これはかなり圧巻です。また、他のゲキハロも含めて、今回の元帥役をやった男優さんが一番セリフがはっきり聞こえ、安心して見れ舞台のグレードを上げていると感じました。また彼の客いじりはゲキハロの初めてのアクトかも知れず、それも大成功で笑いました。
それだけに、終演の挨拶で、全員の名前を呼び上げるシーンがDVDになく、密かにこの出演者全員の紹介シーンが大好きな私には残念でした。ロボットの中にいた女の子も、チラッとしか写らず、ただ幕が下がって行くだけ。それは割愛すべきでないように思いました。
個人的には、大阪弁がちょっと苦手なので、岡田さんのネイティブな大阪弁のヤンキーマネージャーはリアル過ぎて…。もう少し抑えてくれたら、より楽しめたかも知れません。ただ、古い家の居間のようなセットのシーンもあり、関西の人には新喜劇を思い出せて楽しいのだろうな、と思いました。
SFとコンサートと卓袱台と、その合体のような今回の話。ベリーズ工房の舞台は毎回ガラっと違うのが、次回はどうかとわくわくさせてくれています。