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創造はシステムである 「失敗学」から「創造学」へ (角川oneテーマ21)
 
 

創造はシステムである 「失敗学」から「創造学」へ (角川oneテーマ21) [新書]

中尾 政之
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商品の説明

内容紹介

日本人は物まねがうまく、「創造」は苦手である。しかし時代はオリジナリティの高い仕事を要求する。新しいモノを作り出すためにひつような頭の動きをシステム化し、数式を解くように物事を作り出す画期的思考法!

内容(「BOOK」データベースより)

誰でも繰り返し創造ができる思考の過程をシステム化。東京大学で実践されている最先端講義をすべて公開。

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2009/5/9)
  • ISBN-10: 4047101885
  • ISBN-13: 978-4047101883
  • 発売日: 2009/5/9
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 378,634位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
本書は、「創造」を天才の占有物、発明家の名人芸の座から解放し、一般人のためにマニュアル化するという意欲的な試みの成果である。

第1章は「こうありたい」ということを言葉にする「要件定義」の重要性・方法・例を示し、明治以来の日本は製品と一緒に要求定義も輸入してしまったので、要件定義が定着していないと解説している。

第2章は要求定義した内容を実現するためのテクニックを解説している(私はこの章が一番面白かった)。この中心はTRIZ(トゥリーズ)である。TRIZとは「発明的問題解決理論」という意味のロシア語の頭文字をならべたものであるが、アルトシューラーという研究者が旧ソ連の特許を解析して、発明者の頭の動きの共通性を抽出したものである。TRIZは弟子が米国に渡ったことによって広まったのである。創造のテクニックとは、例えば、挿入付加・分割(機能分離・並列化・オフライン化・副次排除を含む)・変形・交換・流線・合体・変換・電磁場・相変化・表面改質・独立化・冗長化等である。実例としてウイスキーボンボンの作成方法が挙げられているが、これはウィスキーと水と混ぜて氷結させ(「相変化!」)、表面に溶けたチョコレートをかぶせるのである。

第3章は複数の要求の干渉(バッティング)の処理についての考察である。

第4章は米国の得意なモジュラー化(独立した要素に分解して作成する)と日本の得意なインテグレイティッド(機能統合)をどう考えるかを論じており、今後の展開を提案している。

文章は時として無邪気な自慢話に閉口することもあるが、総じてユーモラスであり一気に読めた。(なお本質的ではないが、著者は学習塾に関しては否定的なようであるが、私の子供には、レベルのあった生徒にプロの熱心な先生が教えてくれるので、学習塾は好評であったので、ここは著者と意見が違うなと思った。)

本書は、著者が機械工学科の授業で実践した内容をベースにしており、また「失敗学」も踏まえている。機械工学以外の分野の人にとっても、自分の専門分野の創造について考えるために参考になる内容である。
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形式:新書
そもそも本書における「創造」の定義に違和感を感じた。「クリエイト」というよりは「プロデュース」の方が意味が近い。
ジャガイモ剥き器の例に見るように「いかに既成のものを進化させるか」に本書の内容は重きを置いているので、「まったくの新しい物を生み出すヒント」は残念ながら本書からは得られないだろう。
もう一つマイナスな点は、この著者自身のネタが皆無だと言う事。
モジュラーとインテグレイテッドのくだりも他人から聞いたことを右から左に流しているだけ。
投資に値する良書ではないと思う。
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形式:新書
私が文系だからかもしれないが、文章がわかりずらい。
カタカナ語と、なじみのない言葉「企業はインテグレイテッドだが、加工はモジュラー構成」
などという文章は、普通の人がわからないし、読めないだろう。
独特の言葉を柔らかくしたほうがいい。
帯がき、案内文も、ポイントを外しているんで、編集者もわからなかったのだろう。
例示も唐突で、文章。
ただ、「鬼デスク」さえいればよかったが、本は思考法の基本を整理してあり、
それなりに有意義である。テーマと、内容はそこそこなのだから、もったいない本だ。
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