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創造の狂気 ウォルト・ディズニー
 
 

創造の狂気 ウォルト・ディズニー [単行本]

ニール・ガブラー , 中谷和男
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

史上最高のクリエイター、ディズニーはいかなる人生を送ったのか。彼の才能は天賦のものか、努力の賜物か。ディズニー・アーカイブへの完全なアクセスを許されて書かれた本書が、ウォルトの生涯を明らかにする。その本質は、抑えきれない創造への意欲との葛藤であった。

内容(「BOOK」データベースより)

ミッキー生みの親、実は「嫌なヤツ」?ディズニー社の全面協力を得ながら、同社の検閲を受けずに出版されたウォルト・ディズニー伝の決定版。過度に美化することも、過度に否定することもなく、その業績の偉大さと人間としての弱さを冷静に描いた書。2006年ロサンゼルスタイムス出版賞伝記部門大賞作品。

登録情報

  • 単行本: 618ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2007/7/27)
  • ISBN-10: 4478001812
  • ISBN-13: 978-4478001813
  • 発売日: 2007/7/27
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
本書は極めて優れたウォルトディズニーの伝記であると同時に、極めて優れた20世紀アメリカ史の教科書であり、極めて優れた経営学の教科書である。ピュアなディズニー作品のファン向けの書物ではないかもしれないが、大力作であり、一読の価値がある。600頁を超える大著ではあるものの、優れた訳にも助けられ、睡眠を削ってあっという間に読み終えた。

20世紀アメリカは世界の中心であった。ウォルトディズニーの人生は、二つの大戦と恐慌、共産主義の台頭、戦後の繁栄などの揺れ動くアメリカ(及びそれを中心とする世界)との文脈において捉えられている。そして、それが極めて精緻に描かれている。

著者はウォルトディズニーに対して、決して手放しの賛辞を送っているわけではない。むしろ随所に、彼の自己中心的な側面や経営能力の欠如が指摘されている。それでもなお、自らの強い信念に従い、冷静な兄の牽制もあって銀行や資本家、従業員との問題などを解決していく様子は、正に経営のリアリティを克明に映し出している。

巻末の解説の提案に従って、久しぶりにディズニーの遺作Mary Poppinsを見た。恥ずかしながら、Mr. Banksの解雇からエンディングにかけては、涙が止まらない。私の目にもしっかりと、Mary PoppinsとMr. Banksの両主役は、ウォルトディズニーの人生観を体現しているように見えた。

なお、原題は"WALT DISNEY"であるが、「創造の狂気」という邦題はややずれている感が否めない。本書を貫くのは彼の執念と努力、困難と挫折、そして妥協と成功である。また、「ミッキー生みの親、実は「嫌なヤツ」?」という帯のフレーズは本書の内容を全く反映していないので注意が必要である。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 武蔵野雪中梅 VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
タイトルを見てすぐに想い出したのが『闇の王子ディズニー』(マーク・エリオット/草思社)である。ウォルト・ディズニーがFBIのスパイ(実際は情報協力者)であり頑迷な反ユダヤ主義、反共主義であったとスキャンダラスにその生涯を描き話題になった。この本もタイトルからしてその種の暴露本であると思ったのだ。

ところが実際読んでみると実に真っ当かつ詳細なディズニーの伝記であった。原題は『Walt Disney』であり邦題は出版社が向こう受けを狙ってつけたものであろう。

1934年(昭和9年)にバーバンクに建てられたスタジオには当時には珍しい冷暖房完備が完備しており、最新設備が投入されていただけではなく、食堂やコーヒーショップ、理容室、インストラクター付きのジムといった厚生施設まであった。敷地面積は50エーカー、東京ドームの4.3倍、昭和32年に完成した東映動画(大泉)の58倍という広さである。まさに夢のスタジオである。残念ながら日本では未だに戦前のアメリカを超える環境にはない。

本書はディズニーの評伝としては現時点における決定版といえよう。600ページもあるがウォルト・ディズニーに興味があれば難なく読める。もしアメリカのアニメについてもっと知りたければ、ディズニーに関する本を多く著している有馬哲夫氏の『ディズニーとライバルたち』(フィルムアート社)を読むことをお勧めする。1930年代から1940年代にかけてのアメリカの黄金時代がディズニーを中心としてほぼつかめる。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ボブ・トマス著『ウォルトディズニー』(玉置悦子・能登路雅子訳)を愛読書にされている方にとっては、ページをめくる毎に新たな発見がある。その時代の出版物にはすべてディズニー社の強力な検閲があり、不適当と判断された部分には、容赦なく削除もしくは異なった表現が求められていたのだ。本書は、その内容にある通り、ディズニーの膨大な資料を閲覧して書かれたにもかかわらず、一切の検閲を受けていない。オブラートに包まれ、もやがかかっていた部分が、白日の下に曝されたのだ。
わたし自身、ウォルトディズニーの信奉者ではあるが、素晴しい部分のみを見てきたつもりはない。本書によって【人間ウォルトディズニー】の部分を更に深耕し理解できたことは、最大の喜びとなった。ぜひ【ロイ版】も出してもらいたい。
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投稿日: 19か月前 投稿者: RRR
「うつ病」と恫喝が【狂気】?
非常に複雑な読後感です。

まず、原題が Walt Disney: The Triumph of the American... 続きを読む
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