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創傷治療の常識非常識〈2〉熱傷と創感染
 
 

創傷治療の常識非常識〈2〉熱傷と創感染 [単行本]

夏井 睦
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書はエビデンス万能という世間の流れに棹を差し、抗議の声を挙げるものである。また、もう一つのテーマは創感染の発症メカニズムに対する推論と、それに基づく治療原理の提案である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

夏井 睦
1957年秋田県に生まれる。1984年東北大学医学部卒業。1986年東北大学医学部附属病院形成外科入局。1992年日本形成外科学会認定医取得。2001年インターネットサイト『新しい創傷治療』を開設。2003年特定医療法人慈泉会相澤病院傷の治療センター長として赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 145ページ
  • 出版社: 三輪書店 (2006/01)
  • ISBN-10: 4895902412
  • ISBN-13: 978-4895902410
  • 発売日: 2006/01
  • 商品の寸法: 21 x 13 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
好評だった前書の続編、今回は熱傷治療が対象とのことで購入しました。

本編は前書同様、実際の症例のcase study中心でfigureも多く、おもわず唸るような

テクニックも散見されました。非常に実用的で一読の価値ありと思います。

…しかし、惜しむらくは序文・第一章。大変失礼ながら、Authorは「Evidence

Based Medicine」における”evidence”の意味を勘違いなされておいでのご様子。

この部分だけ読むと本書を巷の「トンデモ本」の類と同一視してしまう怖れさえ

ある。ここが大変惜しまれる。というわけで星を一つ減ず。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 今倉
形式:単行本
著者は有能な形成外科医ですが、その著書は哲学的な論理展開を得意とし、哲学者のような感があります。そのハッとする論理は傾聴すべきものがあります。今回はエビデンス、熱傷、創感染をテーマとして、鋭い指摘が見られます。一読するだけの価値のある本です。次のようなことは特に興味深いです。

1 熱傷に抗生剤の予防投与は不要である。発熱、局所の発赤等の感染症状が明らかになった時に第1世代セフェム系かペニシリンの点滴投与をする。たいてい数回の点滴で解熱が見られるので、解熱が見られた時点で抗生剤を中止する。

2 熱傷をイソジン(povidone iodine)などで消毒したり、熱傷にゲーベンクリーム(sulfadiazine silver)のような抗菌剤を塗布したりしない。これをすると熱傷創面は逆に深くなる。

3 熱傷の上皮が得られた時点では大部分の創はピンクのつやつやした皮膚で覆われている。この状態はまだ外力に弱いためサポーターや包帯で保護する必要がある。また遮光を数ヶ月続ける必要がある。紫外線に直接あたると色素沈着する危険があるからである。遮光には色つきの絆創膏や市販の遮光クリームを用いる。

4 水疱が破れていると、残っている水疱膜を可能な限り除去する。そして食品包装用ラップにプラスチベース(あるいは白色ワセリン)を塗布して、創面を覆う。

5 熱傷に受傷後日数が経過し表皮細胞が出現したばかりの状態とする。この時に従来の治療のようにガーゼで創面を覆い毎日ガーゼ交換するとする。再生したばかりの表皮はガーゼに固着しガーゼ交換のたびにはがされてしまう。創面からの浸出液はガーゼに吸収されて、創面は乾燥する。これでは再生表皮は死んでしまう。さらにイソジンやゲーベンクリームで消毒したりすると、創面はさらに害される。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この書物に関しては非常に完成された印象をうけます。

ファン1さんの
「細菌の細胞壁はセルロースでできている」とか書かれていますし,よく知らないことを知ったふりして書かなければいいのに,と思います
との記載に関しては、ちょっとどうかなとおもいます。

細胞壁は植物にしか存在しません。
その細胞壁はグルコースでつながった糖鎖であるセルロースでできています。
よくご存じないのは貴方のほうではないかと思いますが。。。
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