この本の帯にはこうあります。“ブロック玩具の教科書”、“「知りたいテクニック」を満載”と。
しかし実際に本の内容を見てみると、オリジナル作品の作例ばかりで、一番知りたい“実際の作り方”についてはほとんど書かれていません。いちおう「このワザをパクれ」というコーナーが(ほんのちょっと)ありますが、いざパクりようにも、入手の難しいパーツを使ったテクニックばかりで、ほとんど実践的ではありません。「アイスクリームのパーツをつなげて怪獣の尻尾にしよう」とか言われても、普通はそんな余るほどアイスのパーツなんて持ってませんよ。
巨大な建造物や宇宙戦艦、ロボットなどの作例はどれも素晴らしく、創作意欲をかき立ててくれるものですが、写真を見ただけでは作り方は分かりません。そもそもその作例にしても、ネットで有名な方のものばかりですから、この本でなくても作品は見られます。仮にも教科書を名乗るのであれば、漫然と作例ばかり並べるのでなく、その作品が出来上がるまでの過程も見せて欲しかったと思います。2千円以上もする本でこの内容では正直不満ですね。