私は国家公務員。体制の犬です。
平和的な方法で、旧態依然の現体制を切れ味鋭いロジカルなものに変えられないかなあと日々思っております。
本作の主人公も官僚(アメリカ合衆国某機関所属の技術官僚)です。所謂天才科学者で,画期的な理論を進言するわけですが,反抗的な態度を理由に研究を取り上げられ追い出されてしまいます。彼は,民間の研究機関に移って理論完成を目指します。ですが結局,国権の圧力で機関に戻らなければ研究が続けられなくなっちゃうんですね。仕方がないから機関に戻る主人公。ああ,なんてこったい,権力に屈っしてしまうのか。
だがしかし!
続きは本作をご一読いただければと思います。
これを読んで「なんだかんだ言って海外でも日本と同じような官僚主義の弊害があるんだなあ」と感じましたが,よく考えると20年も前の作品なんですよね。