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剣法奥儀―剣豪小説傑作選 (文春文庫)
 
 

剣法奥儀―剣豪小説傑作選 (文春文庫) [文庫]

五味 康祐
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

武芸の各流派には、それぞれ奥儀の太刀がある。いわく先意流の極意「浦波」、知心流の「雪柳」、一刀流には「青眼崩し」などなど。本書は美貌の女剣士、僧門の剣客、蝙蝠の如き忍者などが激突、華やかな太刀合せ知恵比べが展開された各流剣の秘術創始にかかわる戦慄のドラマを流麗に描破した傑作剣豪小説集といえる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

五味 康祐
大正10(1921)年大阪市に生れる。昭和28年「喪神」にて第28回芥川賞受賞。55年4月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 237ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2004/11)
  • ISBN-10: 4167335123
  • ISBN-13: 978-4167335120
  • 発売日: 2004/11
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:文庫
著者が柳生家菩提寺の芳徳寺を訪れた時、住職に見せられた古びた写本『旅不知』。それは剣法各流派の奥儀・秘太刀に関する究明の書だった。この『旅不知』をもとに、各流派の奥儀の名前のついた由縁となった話や秘太刀にまつわる話など七作を収めた短編集です。

一刀流、先意流、柳生流など、取り上げられている剣法の流派は、おそらくは実際にある(あるいはあった)ものばかりなのでしょう(天井に逆さにぶら下がったり、畳を蹴返したりと、ちょっと怪しいものもありますが)。また、一刀流「青眼崩し」、先意流「浦波」、知心流「雪柳」、柳生流「八重垣」等、奥儀名も実際のものだと思います。『旅不知』からの抜粋の一文を各作の冒頭に附し、これら各流派の兵法談が語られていくのですが、解説によると、もととなった『旅不知』が、どうやら著者の創作らしいとのこと。著者の流麗な筆致に魅せられ、他の作家も『旅不知』をもとにした小説を書いていないか、『旅不知』が現代語訳付きで一冊にまとまっていないか探してみようと思いながら読んでいたので、これには見事にやられました。

時代小説が好きな人ならきっと気に入ることでしょう。ぜひご一読を。
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