内容(「BOOK」データベースより)
トイレの回数が増え、頻繁にトイレに行きたくなる、夜間に2度も3度もトイレに起きる、尿意を感じるとすぐに行きたくなる、それなのにトイレに行くと、なかなか尿が出なかったり、勢いよく出ない、、途中で止まってしまう、時間がかかる、残尿感がある、血尿が出た…切らずに治す名医が教える最新情報と治療法。
出版社からのコメント
【著者まえがきより】
人口の高齢化と食生活の欧米化によって前立腺の疾患は増加しています。中でも前立腺肥大と前立腺ガンが増大しています。(中略)
今、日本の大学や大きな病院では前立腺ガンの治療として全摘手術か放射線療法が主体です。しかしこれらはスズメを撃つのに大砲を持ち出すのに等しいように思います。
私が開発したTUTRP(経尿道的前立腺全切除術・日帰りの内視鏡手術)を行った患者さんのほとんどは手術後PSA(腫瘍マーカー)が正常値以下に下がって、何も治療の必要がないか、時々、ホルモン療法を行うだけで元気に生活されています。
現在の日本の泌尿器科学会の主張は、定期的にPSAを測り、早期にガンを発見し、全摘手術か放射線療法で、ガンを根治しようとするものです。したがって、2008年に新たに出された厚生労働省の指針「前立腺がん検診ガイドライン」に対しても反発しています。私の主張も受け入れられる状況にはありません。いわば孤軍奮闘の状態だったのですが、最近になってやっと厚生労働省の援護をもらったというところでしょうか。
それでも、私の治療方針に納得して治療を受けてくださったり、セカンドオピニオンとして検討してくださる患者さんは大勢いらっしゃいます。私は徐々に、前立腺ガンには全摘手術や放射線療法が不要であるという流れになっていくと信じています。
本書はそうした点においても、また前立腺の病気と上手につき合う一助になれば、これ以上の幸いはないと思っています。