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メインの「文字」、つまり詩集はモノクロにおさえられシンプルなつくりです。
その内容は1度読んだだけでは理解しにくいです。感情的ではなく、視覚的に書き表わしています。なので直接ココロに響きにくいシュールな詩が多いです。アルバム「Withering to death.」で使用された詩の原型もいくつか収録してあります。
「視覚」であるカードはフルカラーのB5サイズで、全69枚。
詩がシュールなら、カードもシュールな内容になっています。
複数のデザイナーを起用し、コラージュやドローイングなど多彩な作品となっています。美術の分野に携わる者としてはなかなか面白かったです。
京さんの衝撃的なビジュアルも有り、ファンなら1度目を通して頂きたいです。視覚的な分、詩集より分かりやすいかもしれません。
余談ですが、ファイルに保存して鑑賞することをおすすめします。
最後の「音」はCDです。廃墟をイメージしたジャケットが良いです。
当たり前ですがDir en greyの世界観とはまったく違います。
埃っぽい闇の中を思わせる曲調です。デタラメなピアノの音色が際立っています。京さんの淡々とした歌声や全日本語の歌詞もソロならではといった感じです。Dir en greyではなかなか聴けないかなと思ったので。
この書籍は決して万人受けする内容ではないです。それは内容全てが難解で偏ったものだからです。
現在の京さんの考え方や人間性に少しでも疑問を抱くのなら、安易な気持ちで購入しない方が良いでしょう。
彼に対する興味関心の度合いが価値観を左右すると思います。
貴方がもし原因不明の焦燥感や絶望感を感じているのなら、もうしかしたらココに探していた言葉や思想が見つかるかもしれません。
この書籍が気になって仕方ないという方、アイデンティティーを意識するきっかけにいかがですか?
前作同様非常に豪華なつくりです。
一枚一枚に詩が書かれたカード、一曲しか収録されていないものの非常に世界のある音源。
カードは開封した後じっくりと眺めてそれからは勿体無くてしまったままです。
そういうことを考慮してなのか、詩を全部纏めた本も入っています。
表紙の京が凄くかっこいいです。
外国のファンの為なのかわかりませんが、日本語と英語の両方で表現されています。
非常に重い世界なのですが、所々に京の可愛い部分が散りばめられていて面白いです。
おそらく「京ちっち」はもう割と有名なのではないでしょうか(笑)
先日作品の個展も開かれたそうです。
私は足を運べなかったのですが、お香が焚かれており良い空間だったと聞きました。
是非、手に入れてください。
京虜ではない私も魅了された世界です。
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