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前夜の航跡
 
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前夜の航跡 [単行本]

紫野 貴李
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

海に喚ばれた魂を、その美しき仏師は浄めるという。永いこと、あなたとの再会を待ちわびていた―。青年将校たちに訪れた奇跡。涙に彩られた異界との邂逅。第22回「日本ファンタジーノベル大賞」大賞受賞作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

紫野 貴李
1960年、埼玉県生まれ。二十歳の頃から小説を書き続け、2007年には第1回「ちよだ文学賞」大賞を受賞。『前夜の航跡』で、第22回「日本ファンタジーノベル大賞」大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 294ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/11)
  • ISBN-10: 4103285613
  • ISBN-13: 978-4103285618
  • 発売日: 2010/11
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 487,820位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
短編集なので、話によって☆の数が違う気がします。
同じファンノベ大賞の「天使の歩廊」と同じ形式です。
大戦前夜の昭和初頭、海軍を中心とした話に、不思議な力を持つ仏師がからんできます。

文章はところどころひっかかりを覚えましたが、総じて話の内容にあっているように思いました。
軽くならず、かといって読みにくくもない。洗練された文章だと思います。

芹川と、支倉大佐のキャラが立っているので、この二人が出てくる、「左手の霊示」はすらすら読めました。
「左手〜」が一話にあったので、苦手な戦争物でも読めたのかなと思います。

「霊猫」と「冬薔薇」
ストレートなファンタジー(といっていいのかな?)で、感動ものです。
ただ、「冬薔薇」はあまりにも典型的な展開なので、好き嫌いが分かれるかなと思います。
私個人は……泣かせようとしているんだろうなーと思いながら読んだので、猫>>薔薇でした。

「海の女天」
はファンタジー部分より、軍人同士のぶつかり合いのようなものが読み応えがありました。

「哭く戦艦」
芹川と、支倉大佐が再度登場。

全体的に、当時の海軍の雰囲気がよく出ていて、読み応えがあります。
ただ、そこに入ってくるファンタジーが、いまいち浮いているように感じられるので、☆4にしようと思います。
さすがはファンノベ大賞と思える本だと思います。
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