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前世を覚えている子どもたち
 
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前世を覚えている子どもたち [単行本]

トム シュローダー , Tom Schroder , 大野 百合子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「前世を記憶する子どもたち」の著者スティーヴンソン博士最後の調査旅行に気鋭のジャーナリストが同行。輪廻転生を科学的に徹底検証。

内容(「MARC」データベースより)

37年もの長きにわたり、前世の記憶を持つ子どもたちを研究してきたスティーヴンソン博士。その最後の調査旅行にベテランジャーナリストが同行。「生まれ変わり」を徹底検証したルポ。

登録情報

  • 単行本: 405ページ
  • 出版社: ヴォイス (2002/8/1)
  • ISBN-10: 4899760396
  • ISBN-13: 978-4899760399
  • 発売日: 2002/8/1
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 656,582位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
果たして輪廻転生はあるのか?
前世を覚えているなんてそんなことが本当にあるのか?

この疑問は西洋人なら僕達以上に強いと思う。
著者はこの疑問の答えを求めるため、スティーブンソン博士に同行して
前世を記憶している子供たちとのインタビューの現場に立ち会う。
レバノン、インド、ミャンマーへと博士と旅をしながら、語り合ううちに

著者の中で、輪廻転生に関する謎が解けてくる・・・・

内容自体は非常に興味深いのですが、大半が前世を記憶しているとされる
子供の相関関係に費やされているので、少々退屈でした。
もう少し輪廻転生に突っ込んだ内容を期待していたので、そういう意味では
物足りない内容です。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「輪廻転生」は、再現性が求められる「科学」で取り扱うのは危険すぎて、まともな学者は興味があっても避けて通るが、
スティーブンソン博士は真正面から敢然と挑み、その研究に人生のかなりの部分を捧げ尽くした人だ。
氏の著作はとにかく素っ気ないただの報告文で、これをどう解釈するかは読者にお任せしますよ、という態度を貫く。
実際には世界各国の何千もの事例を精査し、疑いの入る余地のある物をそぎ落とすだけそぎ落とし、
「転生した」可能性が他のどんな可能性より蓋然性が高い事例のみを「既決例」として抽出する、という方法を取った上で、
それでもこれをどう判断するか私は語らない、という基本スタンスは崩さない。

輪廻転生そのものに興味はあるが、無批判なスピリチュアル系の読み物には絶対的な拒否感を感じる私は、
彼のその対極にあるような「湿気のなさ」に惹かれて、邦訳されている著作を睡魔と戦いながら読んだ。
輪廻転生の存在に関しては、当然読後も闇の中なのだが、徹頭徹尾科学的手法に拘って、
奇人扱いされかねないこの種のネタに、その生涯を捧げている人間スティーブンソンそのものに興味がふくらみ、
関連書籍を探している時、この本を発見した。気鋭のジャーナリストが、第三者の立場で
まさに私が感じたような疑問をスティーブンソンに寄り添って探っていく。

「輪廻転生」を探るフィールドワークに同行して、スティーブンソンの研究を
一「中立派」ジャーナリストの視点での分析するのがこの本の趣旨だ。
しかし、その旅行で見えてくるものは、レバノンの、インドのまさに今この瞬間の現実だった。
特にその臭気と熱気と殺気がただようインドのパートで語られるのは、ここに生まれ変わるのなら
そのまま死んでいたいと思ってしまうような、圧倒的に不公平極まる現実である。
そのような環境の中でまさに「転生」が起きている可能性が感じられる事例が詳らかにされていくわけだが、
「今生」でどれだけ徳を積んだか、悪行を重ねたかなどという事が、来世でのご利益や業というようなものには、
まるで影響を与えていない「非宗教的な転生」の事例が、
むしろ転生という現象が現代科学が発見していないある種の偶然に左右されているのでは・・と思わせる。
それでもやはり致命的なのは、根拠となっているのが基本的に本人と家族、知人などのインタビューであり、
どの事例にも、どこかに小さな穴、ほころびが生じている点だ。
絶対的懐疑派はその穴をグリグリと広げて「ほらね」とほくそ笑むわけだが、
私自身はどんなに小さな疑問が残っても、「転生」の可能性を切って捨てる気にはなれなかった。
スティーブンソン博士自身が長年の研究の末に感じている、「前世」「来世」の存在に対する揺ぎ無い確信の強さが
ぼそっと語る一言から滲み出るからだ。

結局最終的には、信じるか信じないか?という話になってしまうのだが、
最近母を亡くした私は、彼女の今からが、永遠の無などであって欲しくないという思いや
数年後、ご近所の女の子が「昔あなたのお母さんだったのよ!」なんて語りだしたらおもしろいだろうなあというような気分から、基本的には信じたいなと思っている。

スティーブンソンの邦訳も一読をお薦めするが、彼の研究の後継者であるジム.B.タッカー氏の「転生した子どもたち―ヴァージニア大学・40年の「前世」研究」は読みやすく、研究の方法論などはそのまま踏襲されているので、こちらのほうがより把握しやすいと思う。
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