写真にとった人物の過去から3分26秒を削除することができる……そんな時間物としては新しいアイデアを基にした作品。ウチの手帳の「読んでみたい」リストに入っていたんだから、それなりに期待していたんだと思うんだけど……
うーん、他のレビュアーも書いていますが色々と物足りないというのが正直なところです。
主人公を含め主要な登場人物が小学生なので行動が突発的なのは構わないのですが、思考方法が小学生やないですよねぇ。歩けなくなって車椅子生活の同級生や引きこもってしまった兄といった「重く」なりそうな設定も軽々しい感じだし。
魅力あるアイデアを生かし切れていない気がします。作者の初めての作品だから……と言いたいところですが、2000万円もの賞金を得た作品としてはどうなんでしょう?