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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ハードボイルドな駐在さん,
By くきこ (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 制服捜査 (単行本)
今回の「このミス」で2位になった作品。長編小説かと思って読み始めたので、短編だとわかってちょっとガッカリ。 でも内容はよかったです。 北海道の小さな町の腐敗がうまく描かれています。 駐在さんなのに、元刑事だけあってかなりハードボイルドです。かっこいいです。 最後の「仮装祭」は特にゾクゾクしながら読めました。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
駐在警官の制服捜査が田舎町の虚構をえぐってゆく,
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レビュー対象商品: 制服捜査 (単行本)
本書は、’06年、「このミステリーがすごい!」国内編第2位にランクインされた、連作短編集である。’04年と’05年の間に「小説新潮」(臨時増刊号を含む)に掲載された5編からなっている。 主人公の川久保篤(あつし)巡査部長は、札幌で盗犯係や強行犯係などを経験した一線級のベテラン刑事だったが、北海道警の組織ぐるみの不正事件のあおりを受けて、釧路の志茂別(しもべつ)町という人口6千人の田舎町に転勤させられてしまった。しかも、25年の警察官人生でまったく経験のない単身赴任の駐在所勤務である。 物語は、そんな田舎町でも起こる、さまざまな事件を通して川久保が経験する、田舎町ならではの人付き合いというか、因習である。彼は制服駐在としての捜査の限界に阻まれながらも大小の事件に遭遇してゆく。情報源は35年間この町で郵便配達をしてきて、2年前に退職した片桐だ。片桐は志茂別町のデータベースとして、時に川久保の捜査を助ける。 そうして川久保は町に溶け込んでいく。いやいかざるを得ないのだが、人間模様に精通していくに従い、あらゆる不祥事に蓋をすることで、表向きは平和な町に見せかけようとはかる町の有力者たちが放つ腐臭を感じ取るようにもなってゆく。 本書は、小さな町特有のどろどろとした濃密な人間関係によって培われた虚構を、突然そこに放り込まれた元敏腕刑事の異邦人が、駐在警官の制服捜査を通して、えぐってゆく物語である。豊かな自然と純朴な人々に囲まれた田舎暮らし、などというのは都会人の持つ幻想であることは本書を読めば一目瞭然である。
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
さすがこのミス二位!,
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レビュー対象商品: 制服捜査 (単行本)
横山秀雄ばりにおもしろかった!少し志水辰男のハードボイルドスパイスが利いて、私は大好きな作品。読みやすく、胸のすく、うんと読後感のよい作品です。同じ主人公でもっと読みたい。
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