「制服の帝国」副題がナチスの軍装と制服とのことで読んでみましたが、1言でこの本を評価すると「内容はどの部分も中途半端な本」でしょううか。
3冊の本を1冊にまとめたとのことですが、そのこと自体が安易な発想ですが、そうであったとしても、その際には最低限の加筆や修正をすべきだったと思います。
第一に「制服の帝国」との題名だが制服に関する記述が浅い。これは、この本全体に言えることだが、題名に出しててる以上ヘッドギア―、制帽、カフスバンド、勲章、装備品、カモフラージュ、その他制服やそれに関連するものや戦闘服等のもっと詳しい記述が欲しいところ。(制服には戦闘服を著者は含まないと思いきやカモフラージュには若干記述がある)
第二に組織に関しては、他の著者の本と同じ程度。ただし武装SSまで記述するなら騎士十字章の受賞者も人数だけなら他の本と同じ。受賞者名まで書けば資料的価値が上がったかも?
第三に写真はシャープさがかけるのは仕方がないが、解説が少々雑なのと本の半分が写真集なので見ずらい。
総合的に評価して、組織を知りたい人、武装SS、写真集が好きな人は、この本以上の詳しい本はたくさんありますから、その内容に詳しい本を選ぶことをおすすめします。
広く浅くの人にも少し不親切な内容かな?と思います。