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制御工学の考え方―産業革命は「制御」からはじまった (ブルーバックス)
 
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制御工学の考え方―産業革命は「制御」からはじまった (ブルーバックス) [新書]

木村 英紀
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 924 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

自動車も「制御」がなければ凶器と化す!

ワットの調速器からヒト型ロボット制御まで
必要なとき、必要なだけ、その力を取り出せて機械は、はじめてものの役に立つ。制御対象の状態を目標に「合わせる」、その状態を「保つ」、そのために使うエネルギーをできるだけ「省く」という、制御の考え方と実際の方法をやさしく解説する。

●フィードバック制御
●モデルフリー制御
●フィードフォワード制御
●最適制御
●モデル制御
●プロセス制御
――産業革命をもたらした制御から最新制御まで!

内容(「BOOK」データベースより)

必要なとき、必要なだけ、その力を取り出せて機械は、はじめてものの役に立つ。制御対象の状態を目標に「合わせる」、その状態を「保つ」、そのために使うエネルギーをできるだけ「省く」という、制御の考え方と実際の方法をやさしく解説する。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/12/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062573962
  • ISBN-13: 978-4062573962
  • 発売日: 2002/12/16
  • 商品の寸法: 17 x 11.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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By rodimus
形式:新書
セイギョコウガク…。門外漢にはなんとも硬く、難しげで、一部の専門家以外には必要なさそうに聞こえるこの分野。ところがどっこい、これがじつに面白いのだ。

本書の前半では、ワットの調速器から始まる古典制御理論からカルマンの現代制御理論までの歴史と考え方のエッセンスがわかりやすく解説されている。フィードバック制御系やフィードフォワード制御系といった考え方は、専門外の我々も漠然としたイメージのままよく使うが、より厳密な理解が得られて有益である。

そして本書後半では、制御理論がどのような分野に活用されているのかを、豊富な事例を通して紹介している。ルームエアコン、ハードディスク、自動車のさまざまな機構、製鉄所の溶鉱炉の制御といった工学的な分野はもとより、最近では生物学、経済学、脳科学といった他分野にまで制御工学が応用されつつある。

制御工学の面白さは著者も本書の中で繰り返し語っているように、その普遍性にある。制御にかかわる現象は工学の分野を越えていたるところに存在しており、制御工学はそれらを扱うための理論的基盤となりうる。

制御系を組む場合に一番最初にしなくてはならないことは、目標をしっかり立てることである。制御工学を他分野で生かすために意外と難しいのはここだと思われる。

特に人間や社会に適用する場合、これらがどういう目的を持った制御系なのかを厳密に定式化するのは難しい。だが、それさえ乗り越えられれば、制御工学は人間や社会の振る舞いを記述する強力な武器になりうると考えられる。

本書を読むと制御工学の考え方をいろいろな分野に応用してみたくなってくる。制御工学以外の分野の人に特にオススメな本。
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
制御工学の始まりになったと言われる、ワットの遠心調速機等の話で始まります。そして、フィードバック理論、オートメーション、最適制御のように少しずつ最近の話題へと移っていきます。このように、時代の流れに沿った構成で、どのようにして制御工学が出来上がってきたのかが分かります。

この本は、単に一般人向けの知識書としてだけではなく、工学部の学生、特に制御系の学生は制御工学「入門の入門」書としてぜひ読んでみることをお勧めします。

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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By geeg
形式:新書
制御理論の世界的権威によって、「制御」の誕生の歴史・基本的な考え方・様々な実社会での応用例・最先端の話題が、本質を放さずに分かりやすく説明されている好著。

「制御理論」は線形代数・微分方程式・確率過程・微分幾何など多岐に渡る高度な数学を駆使した数理工学の代表であるが、本書では理論的な側面よりも技術としての「制御工学」がどのような役割を果たしているかが、著者の実体験も踏まえて非常に面白く書かれている。

教養としての「制御」のガイドとして最適な一冊であるのはもちろんだが、教科書の抽象的な数式のオンパレードに飽きてきた学生にこそ読んでもらいたい本である。

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