登山をはじめとした昨今のアウトドアブーム、そして流行のアウトドアスタイル。
そのスタイルを「街仕様」という視点で捉えなおした一冊です。
概要はといえば
1/5が著名人&街角アウトドアスタイルのスナップ
3/5が傑作アウトドアアイテム紹介
残りでアウトドアに長けた方の愛用アイテム紹介、とそんな感じでしょうか。
メインは傑作アウトドアアイテム紹介になるとおもいますが、
その前段として、流行と無関係にそれらのアイテムに長期間触れ、愛用してきた方による
選出委員会が掲載されているとおり、時代やブランドを超越し、
街仕様としてデザイン・性能ともに本当に良いものが選び抜かれて掲載されていることが分かって
非常に好感が持てます。
表紙に掲載されたビーンブーツ、レッドウィングの877、クレセントダウンワークスのダウン、スントのヴェクター・・・
好きな人にはやっぱりな、という顔ぶれだとおもいますが、一方でホーボーといった新進気鋭でも、
本物を感じさせるアイテムが紹介されており、アウトドアアイテム好きの方であればページをめくるたびに
何ともいえない愉悦感をもたらせてくれると思います。
話は少々それますが、このアウトドアブームもいずれ下火になることでしょう。
ただ、この本のように本物を紹介してくれる体裁であれば、流行が終わろうとも
『Made in U.S.A. Catalog』や『TAKE IVY』のように時代を超えて愛されるのではないでしょうか。
そしてファッションは周期でめぐってくるといわれている通り、本物であれば
少なくとも10年後くらいにもまた興味がわいてくるはず。
そう考えるにあたって今買っておいてよかった、と素直に思えた一冊です。