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別冊宝島「北村薫CompleteBook」 (別冊宝島 (1023))
 
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別冊宝島「北村薫CompleteBook」 (別冊宝島 (1023)) [ムック]

『このミステリーがすごい!』編集部
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

デビュー15周年の北村薫のすべてを明かす。主要キャラクター事典、全作品ガイド、作品世界・体感ツアー、歌人・藤原竜一郎とのトークバトルほかを収録。幻の本格ミステリー・パロディ小説「早稲田殺人事件」も初公開!

登録情報

  • ムック: 127ページ
  • 出版社: 宝島社 (2004/5/26)
  • ISBN-10: 4796641173
  • ISBN-13: 978-4796641173
  • 発売日: 2004/5/26
  • 商品の寸法: 25.6 x 18.2 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 341,361位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くま
形式:ムック
デビュー15周年といいながら、今までに出た本の数は(アンソロジーを除いて)20冊である。寡作のほうに入るだろう。よって1冊づつの評論も可能だ。キャラクター分析、作品ツアー、キーワード事典など一応、ムック本としては揃っている。年表はいまいち。もう少し突っ込んだものが欲しかった。気に入ったのは「〈私〉と円紫」シリーズの〈私〉の出来事と本棚の年表。彼女が四冊の本の中で読んでいる本の題名は並べてみると凄いものがある。「エピクロスの園」(アナトール・フランス)を読んでいるのはまだいい。『ドン・キホーテ』をきちんと読んでいるのはさすが文学少女。『真珠夫人』(菊地寛)を読んでいるのは時代の先駆けといえるだろう。しかし『フローベルの鸚鵡』(ジュリアン・バーンズ)まで読んでいるとは。まったくもって「本の虫」である。いや〈私〉がではない。北村薫が、である。

ロングインタビューにおいて、北村薫は言う。「これは偶然なのですが、でも自分の深層心理としてはそうなのだろうと感じます。やはり『スキップ』の真理子は、『秋の花』の真理子が蘇ったと考えたいですね」北村薫もそう感じていたと知り、それだけでこの本を買った甲斐があったと思った。私はずっと密かにそうであればいいなと思っていたのだ。そうでなければ、真理子さんが17才から42歳にスキップしてもう帰れないという残酷な処置の理由が見つからない。

北村薫の全てを知るわけにはいかないが、多くを知ろうとするには必読の本である。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
赤裸々だ。 2004/6/8
By カスタマー
形式:ムック
北村ファンとしては、こういう本が出て嬉しい限りだ。デビュー15周年ということだが、その作品から北村薫自身のすべてが語られている。どうして主人公は女性が多いのかとか、そんな謎も語られていたが、その解答が北村薫らしくてちょっと笑える。ワセダ・ミステリ・クラブ在籍時に書いたという幻の本格ミステリー・パロディ小説「早稲田殺人事件」が掲載されていた。ファンには嬉しいボーナスだ。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ファン必読 2004/7/25
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:ムック
 北村薫氏のデビュー15周年を記念したムックです。氏がこれまで創造してきた主要登場人物のプロフィール集や、読者の心に引っかき傷を残すような名セリフ集など読みどころ満載です。

 殊に、8頁にわたる北村氏へのロングインタビューは読み応えがありました。

 「秋の花」で命を落とした高校生・真理子と「スキップ」の主人公である中年女性・真理子の連関性など、大変興味深く読みました。

 しかし「私と円紫さん」のシリーズの再開を待ち望んでいる私にとって、このインタビューの中での北村氏の「(このシリーズは)今は、なぜか書きたくないのだね、うん」というとても素っ気ない返事は、実に残酷です。創作者としては単なる作家活動の執筆予定を口にしただけでしかないのでしょうが、私をはじめとする熱烈なファンの心を大いに傷つける発言であるということをもっと知って欲しいものです。(かといってミザリーみたいなことしませんからご安心を、北村先生。)

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