書店で見て,「おっ!!」と思い,迷わず購入。しかし,読み進めていくうち,「なんかもういいや・・・。」と思えた自分がいました。本人もばっさり言い切っています。「過去は捨てた。」と。ここには,昔自分が熱狂し,心底愛した彼はもういません。筋肉隆々になって,本人は昔のコンプレックスが消えたとばかり,やたらと吠えて叫んでいますが,自分は,あのナイーブで,傷つきやすく,自分の全てをさらけ出していた剛が本当に好きだった・・・。
自分自身が変わったとは思えません。なぜなら,彼が20代で歌っていた「愛しているのに」や「Come back to my Heart」などは今でもYou Tubeなどの音源で聞くと「腰が抜けるか!?」と思えるほど心が震えるからです。所詮,幸せになってしまった(ように見える)彼に,今,昔のがむしゃらさを求めるのはもう無理なんですね。誰かのレビューにもありましたが,彼とともに約30年一緒に走ってきたファンとしては,やたら昔のことがかっこよく描きすぎているのが何とも悲しく,そして淋しく思えました。