これまでの将棋本にはない、斬新な内容。
・将棋会館道場昇段規定が明示されていて、基準に使える。
・将棋倶楽部24と比較していて、わかりやすい。
・「棋譜並べ」「対局」などいろいろな勉強法の、効果一覧表があり、考えやすい。
・「序盤力」「中盤力」「終盤力」に分け、評価欄で◎や○を用いてある。
・「四間飛車」「ゴキゲン中飛車」などの代表的な戦法を12挙げ、基本図を示している。
・各戦法書の書名をたくさん挙げている。これも珍しく、画期的。
・「駒落ちの攻めの例」について、
例えば八枚落ちなら「飛車と香車で金1枚しかない1筋を破る」、
四枚落ちなら「相手に桂馬がある分、飛香に銀も協力させる」、
などと違いが示してある。これは初心者にわかりやすい説明。
・たくさんの指導歴がある森信雄七段へインタビュー。アドバイスが有益。
など、とにかくためになる指摘や勉強法が満載。
ポイントの点も駒も提示書名も太字にしてあり、視覚的にも見やすさを考えてある。
しかし、どの項目も、初段を目指すというレベルではなく、
もっと初級の、10級ぐらいの人の本ではないか。
初段が近いような人は、すべて知ってる、すでにやってることばかりの事と思われるので、
そういう人が読むと易しすぎる。しかし、初級者にはすばらしいテキスト。
評価がバラバラなのは、その違いでしょう。