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初恋 (光文社古典新訳文庫)
 
 

初恋 (光文社古典新訳文庫) [文庫]

トゥルゲーネフ , 沼野 恭子
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

きわめて西欧的な作風で知られるトゥルゲーネフ。訳者・沼野恭子は従来の翻訳と一線を画すため、主人公の告白をやわらかな語り口調に変えた文体を採用し、年上の女性に対する少年の揺れる心情を新たな形で表現することに成功した。ロシアの自然描写も素晴らしい。訳者いわく「昔からの愛読書だった」この作品は、女性によるトゥルゲーネフの清新な翻訳として、既訳にはない光彩を放っている。

内容(「BOOK」データベースより)

16歳の少年ウラジーミルは、年上の公爵令嬢ジナイーダに、一目で魅せられる。初めての恋にとまどいながらも、思いは燃え上がる。しかしある日、彼女が恋に落ちたことを知る。だが、いったい誰に?初恋の甘く切ないときめきが、主人公の回想で綴られる。作者自身がもっとも愛した傑作。

登録情報

  • 文庫: 184ページ
  • 出版社: 光文社 (2006/9/7)
  • ISBN-10: 4334751024
  • ISBN-13: 978-4334751029
  • 発売日: 2006/9/7
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
新訳をつけるのはツライ仕事かもしれません。それはある意味で過去の完成品に反抗する行為に往々にしてなりうるからです。しかし、オリジナルは古びず、日本語だけが古びる。こういった事情が、こうした若い翻訳家による新訳を必要とするのだと思います。いろいろな人のツルゲーネフの翻訳を読みましたが、それぞれに個性のある味のあるいい翻訳がありました。米川訳、神西訳、そしてバーリン訳、ガーネット訳などいろいろです。この新しい沼野訳も訳者の個性のあらわれた繊細で少し感傷的ともいえるやさしい気品のある翻訳に仕上がっています。

ちいさなツルゲーネフの短編。そこに刻み込まれた愛と憎しみ。青春と挫折。老いと諦観。女の愛の真実とは?静かな筆致で熱い情熱を見事に描ききった十九世紀ロシア作家の珠玉の一品です。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 九月
形式:文庫
ロシア文学はちょっと難しそうで苦手だったのですが、
ぱらぱらめくってみると、上品かつひきこまれる語り口。
よかったです。

親しい三人の男たちが、自分の初恋について話をする。
うまく話せないので、ノートに書いてくるといった一人の男の、
初恋の話がこのお話の主な部分を構成しています。
彼が16歳のとき。奔放な年上の美少女。
やがて現れる、彼女の心を奪う男。

少年の、彼自身の心をあからさまに、誠実に書かれています。
しかし、それ以上に、少女と、男の気持ちが心に残ります。
特に、奔放だった少女の、恋による変化の描き方は
凛として、悲しく、美しいです。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
私が初めて読んだ外国文学の作品です。中学3年生のときでした。

「ウラジミール少年が初めて愛した人は…」

どこかの雑誌に載っていた書評にこの一文のみが書かれていました。中学生時代の私は日本文学、特に戦後派と言われている作家の作品をよく読んでいました。この本も彼らの描く恋愛要素の入った小説に近いかと、勝手に想像して読みましたが、読後に後悔したのを覚えています。本の内容、スピード感などすべてが今まで読んできた小説とは明らかに異なり、2日間眠りにつくことはできませんでした。(大げさではなく事実です)

新訳が出版されたと言うことで、早速買って読んでみました。しかしあの時のような感情が湧き起こりませんでした。訳が悪いとは思いませんがなぜでしょう?
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