CDの時代になってA面B面というものがなくなったが、ここではちょっと昔に
帰って、この全11曲からなるアルバムを、A面B面で見てみよう。
まずA面は 1曲目から6曲目まで。1曲目の「バナナ・ミルフィーユ」はめずら
しくHipHop調だが、「仕草ひとつひとつあなたひとつひとつあたしひととようっ」
と歌う、いつもながらの言葉遊びが楽しい。そのあと、シングルのB面曲が2曲、
さらにシングルA面曲が「かざぐるま」「影踏み」「指切り」と3曲続く。
B面は、7曲目の「アンモナイト」から。「私アンモナイト、あなたがいないと、
なんもないと、愛がないと」と、たたみかける説得力。キング・クリムゾンを思わ
せるアレンジもすごい。10曲目タイトル・チューンの「&」は1分半のほのぼのと
した小曲。「おうちへ帰ろう」って。・・・やられてしまった、窈ちゃんの椅子取り
ゲームだ。
最後の曲は「さよならありがと」。恋の終わりに、「また少しだけ君のこと/
無断で好きになったけど」「また明日、が言えなくても/きれいに笑う君がいる」
と言ってしまう男の子の歌。切ない。でも、聴いていて静かな元気がわいてくる
のはなんでだろう。
以上、一遍の歌絵巻。おみごと。買いです。