OpenGL (特にOpenGL ES)を勉強しようと考え、Amazon.comでランクの良い本を調べ、
本屋で何冊かをぱらぱらとめくり、最後にこの本を手に取りました。
この本はまったくの3Dコンピュータグラフィックス初心者でも理解できるように
OpenGL ES 1.xをサンプルプログラムと共に基礎から説明していきます。
文章は分かりやすく、サンプルプログラムも動作確認されたものがWebからダウンロード出来るので、
ほとんど引っかかる事なく読み進む事が出来ました。
この本では動作環境としてAndroidを使っている為、開発環境を無料でWebから
入手する事ができるのも良いところです。
全体で250ページほどと手頃で、初心者が知っておくべき事が要領よく説明されています。
ページ数から分かるようにAPI全部を詳細に説明しているようなタイプの本ではないので、
索引から書かれてる部分を調べて読むような読み方には適してません。
初めから順番に読んでいって一気に読み切るような本です。
注意すべき点ですが、Android/Javaで説明されているため、
Androidで簡単なアプリケーションが書けるぐらいの知識がないとつらいかもしれません。
また、この本ではOpenGL ES 1.xしか扱っておらず、OpenGL ES 2.0を学ぶには別の本が必要です。
ただ、OpenGL ES 2.0を学ぶには1.x程度の知識がないと難しいので、
まずはこの本で基礎を勉強してから2.0の本を読むと良いでしょう。
それから読んでいて何故?と思った時のために
「OpenGL プログラミングガイド」(通称赤本) のような全てを説明する
タイプの本が傍らにあると便利です。