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5つ星のうち 5.0
刑法基本書読解の道しるべ,
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レビュー対象商品: 刑法総論の思考方法 (単行本)
学生が法律を勉強する際の方法を、誤解を恐れず大胆な二分法で分類するとすれば、(1) その分野の専門家である学者の書いた基本書を使って勉強する方法 と (2) LEC の「C‐Book」や Wセミナーの「デバイス」などのマニュアル本を使って勉強する方法 などが考えられると思います。 この『刑法総論の思考方法』は (1) の基本書を使って勉強する方法を採る場合に「“自説”として採用する基本書で説かれている各論点についての学説が対立する学説の間でどのように位置付けられるかを、マニュアル化された記憶中心学習に陥らず自分なりに思考できるよう導く」意図をもって書かれています。 マニュアル本とならないようにするためか、敢えて図表や箇条書きを使った論点整理をしていないのでマニュアル本志向の人には読みづらいと思いますが、そういうのは各自自分でノートなり裏紙なりに書きなぐって整理して頭に叩き込んでください。 結果無価値一元論と行為無価値・結果無価値二元論の両方を平等に扱ってはいますが、若干結果無価値一元論の記述が厚めになっている気がします。論点によっては致し方ないですが。 基本的にマニュアル本ではなく独習のための思考方法を提示するのが主眼の本なので、論点網羅を期待しないほうがいい、ということだけは付け加えておきます。補充すべきことがもし見つかったならば、この本に提示された思考方法を使って自力で何とかしてください。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
深くなる本,
By 0120789625 "ヤマト" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 刑法総論の思考方法 (単行本)
予備校の出版だから、上辺の試験対策用かと思いきや、教授の書いた示唆に富む本です。 初学者用らしいですが、初学者が読んで理解できるとは思えません。 全体を一通り勉強した中級者向けだと思います。 まず該当箇所の基本書を読んだ後に、本書を読んでみてください。 理解が深まり、暗記していた事項が考える喜びに変わります。
28 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ちょっとだけレビュー,
By grandadken (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 刑法総論の思考方法 (単行本)
初版ではなかった、緊急避難・誤想防衛・中止犯が加わりました。しかし、初版からあった部分については、その後に出た判例に対応して、フォローはしてないです(例えば共謀共同正犯には謀議参加は必要条件だとかかれてまして、スワット事件とかはどうなるんやーという点はまったくかかれてません)。 ただ、久しぶりに読みましたが、相変わらずいい本です。 基本書をマスターした後に是非とも用いたい一冊
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