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「ですます調」で文体をやわらかくしているのは評価できます。
この本の問題点は値段とハードカバーです。
法が市民に身近なものとなるためにも
気軽に買え常に持ち歩ける本になってほしい、と思います。
大きく総論と各論に分かれるが、総論部分は、一部に著者独自の見解も見られるものの、概ね行為無価値論の標準的見解に沿って解説がされている。各論部分は、少ない紙幅の中で、きちんと各犯罪の実行の着手時期と既遂時期、それに罪数関係を明示しているのが特徴である。総論と各論のクロスレファレンスも充実している。
最近は結果無価値論に押されがちな印象もある行為無価値論であるが、日本では結果無価値論は行為無価値論に対する批判として登場してきた経緯があるので、大学などで結果無価値論の講義を受けている人でも、行為無価値論の概要を知っておくことは有益である。累次の改訂により最近の刑法改正にも対応している。
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