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刑事訴訟法講義
 
 

刑事訴訟法講義 [単行本]

池田 修 , 前田 雅英
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

刑事手続の仕組みと構造を分かりやすく解説した、実務家と理論家の共同執筆による新しいスタンダード・テキスト待望の改訂版。最新の判例と重要論点を踏まえ、被害者参加制度や裁判員制度なども詳しく紹介、刑事訴訟法の全体像を明快に描く。刑事裁判の大改革に応えてますます充実した、学生・市民のための必読書。

内容(「BOOK」データベースより)

刑事訴訟法改正に完全対応、刑事手続の全体像を示す。重要論点・最新判例を網羅、最新の動向が分かる。理論と実務を兼ね備えた、明晰かつ具体的・実践的な記述。

登録情報

  • 単行本: 517ページ
  • 出版社: 東京大学出版会; 第3版 (2009/03)
  • ISBN-10: 4130323490
  • ISBN-13: 978-4130323499
  • 発売日: 2009/03
  • 商品の寸法: 21 x 15.4 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 96,357位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
38 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sharu
形式:単行本
法科大学院で指定教科書になっているので、講義案から乗り換えました。
いえ、乗り換えたつもりでした。

内容的にはわかりやすく、実務的観点も考慮されています。
また某ローの刑事系の先生曰く、実務的問題が網羅されてて良いとのことです。
なので、本書に沿って学習することで道を外すということもないかと思われます。

ですが、読み進めていくと当然に疑問点が浮かぶわけで、そこらへんを他書を参照するわけですが、その中で講義案を見ると、ほとんど…というか全く同じ文が散見されるわけです。
私個人としては、本書はその文に少し学説的視点が付加されたという印象です(講義案は判例のページがかなりを占める点で一線を画しますが)。

もしかして、講義案を書いたのは池田先生なのでしょうか。
ともかく、抜粋が多いので、これなら図書館で借りるだけでも足りたのかな…と思わなくもないです。
ただ、内容的には良書だと思うので、決して評価が低くなるわけではありません。

なお、条文に関する誤記・不備がありますので、ここで指摘しておきます。
もしかしたら、2刷以降で修正されているかもしれませんから、購入の際は注意してみてください。

・41P,178P…291条3項の誤り
・57〜59P…条文にズレあり(どういうわけか、途中からごっそり抜けてます)
・331P〜337P…裁判員法に関する条文が一切記載されていません。

もし他に見つけたら、また追記します。

(追記)
追記しようと思っていたのですが、ずいぶん遅くなってしまいました。

・111P…道交法67条が挙げられていない(これを書かずに61条等を書くと大目玉くらいます)
・508P(索引)…「同時“傷”害の特例」の誤り
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 高名な著者二名による裁判所・検察の実務をやさしく書いた概説書。

 正確さが群を抜いています。類書を圧倒している。

 抽象学理の部分にもあいさつしてあります。
 しかしあくまでもあいさつだけ。抽象論の陰にある実務優先の姿勢をわかってください。

 判例の理解している条文解釈を前提とした叙述がズンズンと書かれています。
 最新の判例までカバーしてありますが、個々の条文解釈が詳しいというわけではなく、抜けがかなりあります。
 しかし些細な揚げ足取りみたいな応酬は実務についてから実戦で学べば足りるので、このタイプの大きな枠を提示する本で学習と受験を乗り切るのは賢い選択だと思います。

 この本に足りないのは判例の詳細な事実関係です。
 手元によい判例集(三井=井上など)を置いて学ぶとよいと思います。

 条文規則その他関連の法令(少年法など)が必要な時は、大コンメンタール(たくさんの実務家の共著)などを、図書館でよっこらせと読めば足りるのではないでしょうか。

 ★ 身軽に学習しましょう。

 早く合格するため一冊精読主義で行くとすればこれで決まりでしょう。もう一冊というのであれば、条解刑事訴訟法かな。

 受験レベルでは、刑訴はす速く通過したほうが賢明です。実務はやはり全然違う。受験時代は脳内で法廷弁論をするだけなので、講義の思想的傾向によっては、あれこれ悩むとおもいますが、受験程度で悩んでも仕方ないです。
 本書は、はっきり結論と根拠を書いてある。
 このタイプの本で勉強するのがいいとおもいます。刑事法は決断です。民事法と違う。

 効果的な学習のためには本書の要約ノートを作ることがいいとおもいます。わたしは井上先生の講義と並行して判例集の要約を作りました。刑事法が好きだったから。刑事訴訟法は時間がなくてルーズリーフに書いた要点とか細かい知識メモを要所に貼り付けていました。電車の中でも読んだ。
 
 最低でも並行して読む判例を常に意識することが大事です。本書の文章が生き生きとわかればそれで勝利。とくに事実を精密に分析しておくこと。この本のいいところは引用判例のさわりを必ず書いてあることです。

 本書をイデオロギー云々で敬遠するのはバカバカしい。メリハリをつけてあります。
 よい本です。
 お勧めします。
このレビューは参考になりましたか?
72 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
あまりに評判が良すぎるので、著者・関係者・他のレヴュアーさん達に失礼なのを
承知で、批判めいたものを書いてみます。
1 まず、初学者にお勧めできるかというと、人によりますが、スタンダードと言い切る
には躊躇をおぼえます。講義を受けながらの教科書として使用を考えている学生は、講義を
担当する教授の意向を確認することが必須です。記述が簡潔に過ぎるため、今までの学説の
積み重ねを軽視するような部分があり、本書に違和感を持っている学者先生は多いはずです。
また、国家的視点が根強いので、弁護士の先生も本書に批判的な方がかなり多いと思います。
また、百選にあるような論点でも省略されているものが散見されるので、試験対策としても
十分かどうかは疑問です。
2 次に、「人権と真実発見のバランス」ということを序盤で宣言されていますが、建前で
言っているのではないかという批判はあるうるでしょう。「私はバランスを重視する。」と
いう宣言は、法律関係者なら当然のことをいっているにすぎません。むしろそれだけでは
そのあとどのようにでも理屈付けできるマジックワードともなりえてしまう危険性が
あります。現に、今まで強力に主張されてきた反対説の主張にはほとんど触れることなく、
判例の紹介,分析に終始する全体の叙述からは、序論で宣言していた、多様な価値の
利益調整の跡はあまり感じられません。
3 さらに、「本書で実務の感覚が身につく」という評価も、ちょっと賛同しかねます。
ある他の基本書にも書いてありますが、“実務”とは裁判官、検察官、弁護士の法曹三者の
活動をひっくるめて“実務”というべきです。したがって、判例を追うことばかりを実務
と呼ぶのは(慣用にはなっていますが)好ましいとは言えないように思います。
弁護士さんの視点でいえば、時に判例に反対し、あるいは基準には賛成しても、
あてはめが厳格性を欠くといったように修正を迫ることも“実務”の中核にあるはずです。
なぜこんなことをやっきに強調するかというと、読者の中には法曹三者の中では弁護士を
目指している人が多いと思われます。そうであるならば、「はたして現状で、被疑者・
被告人の権利の保障は万全なのか?」ということはかなり実践的かつ中核にすえなければ
ならない視点というべきでしょう。
“人権擁護重視”は決して机上の空論ではなく、現実であり実践であるべきと思います。
4 いってしまえば、本書の著者のお一人が現役の裁判官である以上、現状に批判的な
分析は原理的に望めません。それだけでも本書は中立的書物ではないように思います。
裁判官・検察官は、国民や上司の要望に応えるため、強力な権限をもって真実発見に
傾斜することは避けられないところですし、それ自体は悪いことではありません。
したがって、そのブレーキとしての人権重視の視点が在野には求められると思います。
そういう意味では、“裁判官と学者”に“(生え抜きの)弁護士”も加わらなければ
実務の全容は描けないと思います(まずそんな取り合わせは実現しないでしょうけど)。
・悪口ばかりですが、他のレヴュアーさんがおっしゃられているように、判例の分析や
手続の整理はわかりやすいので、参考書として読む分には役に立つと思います。
ただ、基本書として決定打であると考えるのは早計だと思います。
対論・補足として、いくらかでも参考になれば幸いです。
・なお、勘違いがあるようなので、要約しますが、私は「本書は批評性・論証がもの足り
ない。」といっているだけで、判例を毛嫌いしているわけでも、少数説を擁護している
わけでもないです。他のレヴューを見てもらえばわかりますが、私は、民事にしろ
刑事にしろ、判例,通説を基本的に支持しています。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
実務に精通した良書
難しいというのが第一印象でした。
ただ、他のテキストが分かり易いというわけでもありません。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/8 投稿者: 0120789625
初学者にはちょっと・・・・
他の方も書いておられますが、初学者には向かないテキストと言えます。様々な箇所で捜査実務よりの記述が目立ちます。判例・捜査実務に忠実ととらえられないこともないですが... 続きを読む
投稿日: 2009/2/16 投稿者: 悠水
判例分析が秀逸。但し、主張は極端
試験的には制度趣旨の説明がやや薄いという問題がありますが、
コンパクトに制度の概要と基本判例を紹介しており、... 続きを読む
投稿日: 2007/12/23 投稿者: 1
真のバランスと現実論
 本書は国家的視点を強調しており,学者・弁護士には本書に批判的な意見があろうとの指摘がありました。... 続きを読む
投稿日: 2007/12/10 投稿者: 一読者
キレがある。
・文章が、平明でもないのに読みやすい。駄文がなくて、ビジュアル化が進んでいるからか。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/7 投稿者: (ノд−。)ホロリ。。。
「実務家のための快い子守唄」を聞けい!!
現在、有名どころと言われている概説書を読み慣れた者にとってはかなり衝撃的な内容だろう。例えば、代用監獄の存在について必ずしも否定的に捉えてはいないし、自白の補強証... 続きを読む
投稿日: 2006/11/8 投稿者: 仮面人
実務書ではない
前田雅英氏は、名著『刑法総論講義』『刑法各論講義』の著者として,すでに名高い。池田修氏は、司法試験受験生にはあまりなじみがあるとはいえないだろうが、高名な裁判官で... 続きを読む
投稿日: 2004/7/20 投稿者: rechtsundlinks
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