80年代を代表する人情カンフーアクションの人気シリーズの最終作です。比較的マイナーなヒロインが多いシリーズにおいて、ザ・トレンディドラマな賀来千香子, 鈴木保奈美がヒロインという今から見れば豪華な共演。特に鈴木保奈美は本作は本格的映画デビュー作だったはずです・・・(本人的にはあまり良く思ってないのかもしれないが・・・)。その何とも言えない初々しいというか下手糞な演技が微笑ましい・・・・。刑事物語シリーズはまあ泥臭い人情的な雰囲気が強いが、本作は80年代後半ということもあり比較的ライトテイストに仕上げられている。従来のファンにはあまり評判はよくないが、シリーズ中最も初心者にもすんなり入っていける作りだ。本作の最大の見所の武田鉄矢のクンフーアクションだが、あの金八がカンフー?というイメージを見事に裏切る、チャックノリスばりのマッチョな上半身、本格的な長回しによる立ち回り、そして本作の代名詞と言えるハンガーヌンチャクの華麗なさばき、まさに冗談でもなんでもなく80年代最強のクンフーアクションスターは武田鉄矢だったと断言できるだろう。今ではこのマーシャルアクション俳優としての側面は殆ど語られることのない氏の側面が堪能できる作品である。